模試の結果から国試の点数を予測する
模試成績の総合判定と国試の相関関係について分析していきます.
こちらが119回国試とそれぞれの模試との相関のプロットになります
第119回医師国家試験において,メディックメディア模試と国試本番の点数との関係性を調査したところ,相関係数は夏模試で0.59,冬模試で0.68,直前模試で0.72となっており,国試本番の点数を占える模試であることが伺えます.
総合判定成績と国試の合格可能性について
次に,総合判定の評価についてです.118回の模試の成績と国家試験結果を参照すると,
模試の総合判定でE判定の場合,全体の不合格者割合(7.6%)と比較して2倍近く不合格者の割合が高くなりました(13.5%~19%で不合格)
対して,総合判定でC評価以上の場合,冬,直前では99%を超える合格率となっています.
これらの国家試験点数換算や総合判定結果を活用して日々の学習につなげていきましょう.
メディックメディア模試ではこれまで40年以上『イヤーノート』や『クエスチョン・バンク』といった国試対策の参考書・問題集を作成してきたノウハウがあるほか,模試の問題・解説の制作には,模試専門の編集チームに加え,作問/査読等に専門医・臨床医を含む総勢242名のドクターに参画いただいています.