
メディックメディア CBT模試 2021(2020年度)
●ざっくり言うと…
・先輩たちは2~3ヵ月かけて『QB CBT』を2~3周している
・『病気がみえる』を副読本として理解を深める
・QBオンラインで繰り返し演習,CBT模試で力試し
F大学 エリカさん
CBT:冬
勉強開始:秋から
勉強期間:3ヵ月くらい
得点:86%
CBTのポイントは,あまり深く考えずに第一印象で素直に答えを選ぶことだと思います.授業で必ず取り上げられるメジャーな疾患がたくさん出題されており,浅くてもいいから広範囲の知識が求められていると感じました.
基礎医学,社会医学,メジャー,マイナーとどの科目からも出るので,得意・不得意を作らず,とにかくまんべんなく勉強するのがいいと思います.全体的には治療を問う問題が少なく,検査やまず面接で聞くべきことなどが多く問われました.
時期別に何をしていたらよかったか,反省を含め書いていこうと思います.
『クエスチョン・バンクCBT』(以下『QB CBT』)を解き始めました.
他社の問題集を使っている同級生もいて,不安を感じた私は両方やりましたが,最終的には『QB CBT』をメインにやりました.
『QB CBT』が良いのは,問題の解説がしっかりしている所です.
私は学校の臨床科目の定期試験対策で『病気がみえる』を使っていたので,『病気がみえる』に対応している『QB CBT』で同じ図版を何度も見ることができ,記憶に定着しやすかったです.
また,『QB CBT』には『レビューブック』の参照ページが書いてあるので,『QB CBT』の問題に出てきた内容を『レビューブック』に書きこんだり,ラインを引いたりしておくと,『レビューブック』がまとめノートの役割を果たしてくれます.
CBT直前には『レビューブック』を見直すだけで復習ができます.特に『レビューブック マイナー』は役立ちました!
1ヵ月前には『QB CBT』のvol.1~4を3周ずつ終わらせました.
2週間前には『QB CBT』のvol.5(最新復元問題)を終わらせました.
それから前日までは公衆衛生,社会医学など,直前で大丈夫なものをやりました.
試験当日は目が疲れるので,目薬を持っていくことをおすすめします.
成績は得点率86%で,学内の順位は10位でした.テストが終わった直後は6割あるかな,と不安だったのですが,採点対象外の問題が多いので,意外と得点率は悪くないです.
普段の授業を大切にして,まじめに取り組んでいれば大丈夫だと思います.
J大学N.Kさん
CBT:8/19
勉強開始:6月
勉強期間:2ヵ月
私の学校はCBTが8/19と早く,7月後半から8月頭にかけて部活の合宿・東医体があったため,CBT対策は6月頃から始めてはいました.
しかし,その頃はCBTが先のこととしか思えず,だらだらと勉強していて,焦ってしっかり対策をし始めたのは東医体が終わってからでした.
『QB CBT』はvol.2→vol.3→vol.1の順番で解きました.
1周目問題だけでなく,すべての問題を解きました.
vol.4は時間がなくてほとんど解くことができませんでしたが,実際に試験を受けて,問題の内容は違っても,問題の選択肢はかなり似通っていることが多いのに気づき,vol.4もやはり解いておくべきだったと後悔しました.
私はvol.5は持っていなかったのですが,友人はvol.1~4の復習になると言っていたので,時間があればやった方がよいと思います.
最終的に,vol.1~3はほぼ2周しました.
『QB CBT』の解説は丁寧でわかりやすく,『病気がみえる』の参照ページを読むことでより理解が深まることから,初めはノートなどにまとめずに解き進めていました.
しかし,やはり読んだだけでは身につかないことに途中で気づき,後半からはノートにまとめつつ解くことにしました.
友人もみんな,ノートやルーズリーフにまとめていたので,やはり書きながら勉強した方がよいと思います.
『QB CBT』の購入特典である「QBオンライン」も利用しました.
CBTが迫ってくると,電車の中などちょっとした時間も勉強したくなりますが,そんな時に「QBオンライン」はとても便利でした.
解説も書籍と同じように見られますし,間違えた問題や自信がない問題にチェックを入れて復習する機能も役に立ちました.
『QB CBT』のもう一つの購入特典であるメディックメディアのCBT模試を,CBTの2日前に受けてみました.
CBTの直前になると,膨大な量の『QB CBT』のどこに手をつけたらいいのかわからず,かなり焦ります.
その際に模試で力試しができたことは,メンタル面においてかなり支えられました.
同大学内での順位や全国での順位が見られるのも魅力的でした.
間違えた問題を復習することもできるので,本番に活かすこともできました.他社の模試と違って,無料で受けることができるのでおすすめです.