[6年生向け]国試体験記:国試直前期の勉強法
こんにちは、編集部のT.Aです。
年も明けていよいよ国家試験の足音が聞こえて
きましたね。色々やりたいことはあると思いますが、
皆さんの先輩はこの時期に何をやっていたのでしょうか?
今日は国試直前の姿勢を教えてくれるような
国試体験記をご紹介します!
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私は、主にクエスチョンバンク(以後QB)を使って勉強していました。
病院実習中に回っている科のQBを、試験前にはその範囲のQBを、
直前期には回数別医師国家試験過去問(以後は回数別)を使って
勉強していました。QBシリーズを使うことによって病態の
理解のしやすさを効率的に勉強できたと考えています。
◇4年生11月から6年生6月までの病院実習期間
基本的に回っている科のQBを空いている時間に解いていました。
QBの良い所は科目毎に分冊である事、また病気がみえる(以後病みえ)と
リンクしている所だと思います。軽いので実習中にはいつも持ち歩いていて、
わからないことや理解しづらいことがあれば、病みえを見て理解するように
勉強していました。また、分類や図表など覚えておいた方がいいものは、
QBで覚えて、病みえで確認することができました。
やり方としては1周目問題を先に解いて、次に残りの問題を解いていました。
忙しい週などはすべての問題を解き切れない事もありました。
また、5年生の7月にメジャー科目の試験が、6年生の6月には
メジャー科目以外の科目の試験がありました。その対策としては
出題範囲のQBをすべて解きました。
◇6年生6月から10月までの卒業試験が終わるまで
6年生の6月に病院実習が終わり、QBを最低一周はしていたので、
力試しとして回数別を2年分解き、苦手分野やまだ定着していない知識などの
確認をしました。また、一般の点数があまり良くなかったのでクイックチェック
(以後はQC)を通学中やスキマ時間にやっていました。
また、7月に学内マッチングがあり、出題範囲が必修だったので対策として
QB必修をやりました。加えて学外マッチング対策として
その病院の過去問と回数別を3年分やりました。
卒業試験中は、出題範囲の科のQBをすべての問題を一周しました。
◇6年生の11月から直前期まで
11月は卒業試験が終わり、気が抜けていたこの時期は
ひたすらQB公衆衛生とQB必修の対策をやっていました。
また、通学中やスキマ時間では引き続きQCをやっていました。
直前期には、回数別を5年分やりました。
◇最後に
直前期には、みんなが色々なことをやっていて、
あれもやりたいこれもやりたいと思い、色々な教材に手を出しがちですが、
最後までずっと使っていた教材を信じてやりぬくことで自信と時間的な余裕ができた
と思います。国家試験前日には今までやったQBを見ながら知識を再確認し、
達成感を得ることにより、緊張も抑えることができ、よく寝ることが出来ました。
何かをコツコツとやっているものがあると当日安心して試験に臨むことができると
思います。
(Y.K)