国試

[新刊]今季最新『イヤーノート2018』書籍版,発売!
今年の改訂ポイントは?

編集Aです.
毎年改訂の『イヤーノート』,今季の最新版である『イヤーノート2018』
本日,発売となりました.

全国書店にて,ぜひお手にとってご覧になってください!

 

さて前回は,イヤーノートの基本的な特徴をご紹介しました.
今日は,今年改訂したポイントをご紹介いたします.
購入や買い替えをご検討されている方の参考になれば幸いです.

 

◆【1】老年医学の章を新設!◆

医師国試でも出題が増えてきている「老年医学」を新章として追加しました.
平成30年版医師国家試験出題基準にも追記された
「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」なども詳しく記載しています.
(※以前の特集記事はこちら

 

◆【2】110回医師国家試験の出題情報を反映!◆

110回(2016年2月実施)までの医師国試の出題内容を網羅しています.

例えば,神経の章(J章).
「皮質下出血」の項目で,高齢化に伴い重要な概念となっている
「脳アミロイドアンギオパチー(CAA)」.
110回国試では,病理画像とともに出題されました.
(QBオンラインにログインしている方はこちらから)

脳アミロイドアンギオパチーの出題は今後も続くと予想し,
今後にそなえて,周辺知識も含めた加筆修正を行いました(J-105ページ).

 

こうした編集を毎年行っているのが,
『「イヤーノート」は国試でできている』と言われる理由です.
国試情報がここまで徹底して反映されているのは,
数ある参考書・教科書の中でも「イヤーノート」だけと言えます.

 

◆【3】新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映!◆

これも,毎年改訂を行っているイヤーノートの重要な改訂ポイントです.
各疾患について,各学会から発行されている最新の疾患ガイドライン診断基準,
治療薬の情報を反映
しています.

今年,ガイドラインの変更に伴い記載を大幅に変更した疾患は
慢性肝炎,胆石症,膵癌,糖尿病,肥満症,
小児の代謝疾患・先天性代謝疾患,全身性強皮症,
敗血症,ARDS,特発性間質性肺炎,多発性骨髄腫 などです.

 

◆【4】ほとんどの章で,部分的に大改訂を実施!◆

上記の最新情報の反映とは別に,
毎年,記載内容を根本から大幅に見直す作業を行っています.

各章の主な変更点は,ここに書くと長くなるので,
こちら★でご確認ください!

 

◆【5】最新の内科系専門医試験の出題情報を反映!◆

「イヤーノート」では,国試だけでなく,
日本内科学会が実施している「認定内科医資格認定試験」および「総合内科専門医資格認定試験」
の出題情報についても,毎年情報収集し,反映を行っています.
今年も,最新(2016年度実施)の認定内科医資格認定試験・総合内科専門医資格認定試験で
出題されたとされる内容「専」マークを追加しました.

この「専」マーク,医学生にはあまり関係ない…と思われるかもしれませんが,
実は,内科系専門医試験で出題された情報が,数年後に国試に降りてくる,
と言われることがあります.
イヤーノートでも,現在は黒字(=国試未出題)の部分に「専」マークが入っていることも多いですが,
この部分が数年後に青字(=国試出題)に転じることがあります.
本文中に登場する「専」マークを学生のうちから意識しておくと,国試はもちろん,
国試より難しいことが聞かれうる卒業試験で,役立つかもしれません!

 

以上,主に医学生の方々向けのポイントをご紹介しました.
改訂ポイントのまとめはイヤーノート公式HPでも紹介していますので,
必要なときにいつでもチェックしてください!
http://www.yearnote.com/category/latest/

(編集部A)

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