[6年生向け] 国試体験記:なぜ6年生まで部活とバイトを続けたのか?

こんにちは、編集T.Aです.
今回は勉学以外にも部活やバイトに励みながら
過ごした先輩の体験記です.
大変ですが,得られるものも多いようです.
皆さんも勉強以外の新しいこと、
始めてみませんか.

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「大学6年間の過ごし方」は医師になる上で最も重要なことだと私は思います.
私は大学では6年間野球部に所属していましたが、練習は自主練を含めれば多い時で4、5回,
加えてバイトを週に2回程度のペースで6年の夏頃まで続けていました.
もちろん勉強は部活やバイトを理由にサボることなく,合間を見つけて行っていました.
ではなぜ私は6年まで勉強だけに集中せず部活もバイトも続けることにしたのでしょうか?
その理由をお話ししたいと思います.

 

<そもそもなぜ部活とバイトが大事なのか>

部活とバイトを続けた理由をお話しするために,最初に部活とバイトの重要性についてお話します.
まず部活の重要性.それは体力と協調性を身につけられた点です.
運動部では体力は特に鍛えられますし,協調性は運動部・文化部関わらず必要です.
そういう点を自然と身に付けられる意味で部活は重要です.
次にバイトの重要性.それは教育力と社会性を学べた点です.
低学年では塾講師として働き,物事を教えることの難しさ,楽しさを経験できました.
またカフェで働いていた時は,社会人としての丁寧な話し方,
接し方など接客の基礎を学ぶことができました.
以上の,体力,協調性,教育力,社会性に共通することは、医師として必要なスキルだということです.
そのスキルを学生のうちから学べると気付いたら,部活もバイトも辞める気になりませんでした.
まあもちろん個人的に野球が大好きですし,
部活もバイトもメンバーに恵まれ楽しかったことも最後まで続けられた理由の一つではありますが.

 

<勉強と部活とアルバイトを6年間両立させたワケ>

私は以上の理由から,医師に必要なスキルを少しでも身に付けたいというモチベーションのもと,勉強と並行して部活とバイトを6年間続けました.
始めに言ったように「大学6年間の過ごし方」は医師になる上で本当に重要だと思います.
その6年間を少しでも充実させたい,後悔したくないという気持ちを持ち続けていたから,
最後まで勉強と部活とアルバイトを両立することができました.
つまり,常に目的意識やモチベーションを持って物事に取り組むことで,一見大変そうに見えることも案外できるものなのだと思います.
正直言うと私がこの考えに至ったのは5年の春くらいなのですが,
みなさんには是非とも低学年の頃から目的意識・モチベーションを持って,最後まで自分のやりたいことに積極的にチャレンジして大学生活を充実させていただきたいなと思います.

 

<忙しいなかでどうやって勉強するか>

ここまで根本の勉強に関して何もお話していなかったので,
最後に参考程度に自身の国試勉強法についてお話します.
私は部活とバイトの空いた時間を見つけてビデオ講座をメインに勉強していました,
1時間でも2時間でも時間を見つけてビデオ講座を見ながらノートを作り,
それを暗記できるくらい何度も復習し、足りないところはイヤーノートなどを参考に追加しながら,
そのビデオ講座の問題を2、3周していく感じでした.
ポイントは毎日少しでも勉強することと復習です.
同じノート、同じ問題集を何度も復習して問題のパターンを覚えることが重要です.
たくさん参考書を買っても結局答えを覚えるだけで内容を深く理解できないと時間の無駄使いです.
部活やバイトなどで忙しい中では、ビデオ講座の復習が一番効率的で有益な勉強法だと思います.

まああくまでも参考までに,ということで.

J大学S.Hさん

 

 

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