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【救急医学】国試頻出度ランキング「メシュラン」最新の科目別ランキング発表! (その10)

『QB』でいうL章です.
「ショック」でくくれば合計222点と,糖尿病と同等レベル.
ここでは細かく分けています.

 

3位の「敗血症性ショック」は,2016年に国際的に定義が変わっていますから
必ず新しいほうを確認しておきましょう.新しい診断基準は
「十分な輸液にもかかわらずMAP≧65mmHgを維持するために血管作動薬を必要とし,
かつ血清乳酸値が2mmol/L(18mg/dL)を超えるもの」となっています.
改訂されたばかりだったにもかかわらず,昨年の国試(111回)で関連問題が出ていますので
今年も注意が必要です.
『第111回医師国家試験問題解説(メディックメディア)』をお持ちの方は
E60の解説を改めて読んでおいてください(QBオンラインではこちらから).

 

ちなみに「重症敗血症」という概念はなくなりましたが,あくまで成人のみで,
小児では「重症敗血症」の概念が引き続き存在するとのこと.
ややこしいですが,把握しておきましょう.

 

1位:アナフィラキシーショック ★★★ 68
2位:循環血液量減少性ショック ★★★ 63
3位:敗血症性ショック ★★★ 47
4位:外傷〈総論〉★★★ 39
5位:熱傷 ★★ 25
6位:気道閉塞 ★★ 17
7位:ショック〈総論〉/骨盤骨折/圧挫症候群 ★★ 16
10位:心停止(CPA)〈総論〉/全身性炎症反応症候群(SIRS) ★ 14
12位:閉塞性ショック/腹部外傷〈総論〉 ★ 13
14位:高エネルギー外傷/多発外傷 ★ 11
16位:食道異物 ★ 10
17位:心原性ショック ★ 9
18位:動揺胸郭/腎外傷 ★ 8
20位:異物の誤飲誤食〈総論〉★ 7
21位:神経原性ショック/気道の異物/尿道外傷/コンパートメント症候群 ★ 6

 

(編集部A)

 

こちらもcheck!

第111回医師国家試験 科目・分野別 問題数

 

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