[6年生]公衆衛生特集:コストパフォーマンスが意外と高い『QB公衆衛生』
編集部のKです.どうもこんにちは.
公衆衛生,みなさんもう勉強されていますか?
「公衆衛生か…メジャー科目の消化器や呼吸器と同じくらいQBが厚くて,
ちょっと手が出しづらいんですよね」
そういう方も,中にはいるはず.
でも実は,『QB公衆衛生』は,他の章のQBと比べると
めちゃくちゃコストパフォーマンスが高い1冊なんです.
今日はそれを裏付けるデータをお見せしましょう.
メディックメディアが独自に出している,
QB各章のコストパフォーマンス,その名も“QCP”です.
“QCP”は,近年5回分の各科目の平均出題数と,
QBの各章の問題数・頁数とを比較して,
どれだけ効率の良い章か,良くない章かを数値化したものです.
“QCP”が高いほど,
QBの掲載問題数・頁数の割に国試の出題が多い,
ということを示しているわけです.
さて各章を比較してみると,公衆衛生は,
「呼吸器」「救急」「精神科」あたりと並んで
非常にコストパフォーマンスが高くなっていますね.
特にページ数のコストパフォーマンスを見ると,
QB全章の中でもトップの15.43という数字を弾き出しています.
何でこんなにコストパフォーマンスが高いのか?
まあ画像が少ないということもあるのですが,
解説を本当に必要最小限に絞って(でもまとめは適材適所に配置)
どんどん効率よく進められるように,工夫しているからなんです.
ちなみに今秋に出た2011年版の『QB公衆衛生』は,
2010年版より問題数が6問増えて,
MINIMUM ESSENCEも4点増やしたのに,
ページ数は8ページ減らしました.
国試では,公衆衛生は毎年60問ほど出題されます.
実は落としてはいけない重要科目.
やればやるほど,得点に直結する公衆衛生.
他のものよりコストパフォーマンスの高い『QB公衆衛生』を
使わない手はありません.
◆とにかく1周したい『QB公衆衛生』
6年生のみなさんにお願いしたいのは,
直前まで公衆衛生を(夏休みの宿題のように)残しておくのではなく,
まずは年内に1周目を解いて,
「公衆衛生で何が問われるか」を把握してほしい,ということです.
公衆衛生は,単純に“覚える”だけでなく,
“理解する”ことが必要な部分も意外とあります.
『QB公衆衛生』を解いた後,『サブノート』で理解を深める,
という流れが必要になってくるので,
ひとまず,自分に何が足りないか,レールを敷いて掴んでほしいんです.
ただ『QB公衆衛生』には,
他の章にある“1周目問題”マークを付けていません.
重要問題の密度の高い『QB公衆衛生』に“1周目問題”を設定すると,
80~90%の問題にマークがついてしまって,
1周目の意味がなくなってしまうからです.
まあそれだけ,古い問題・重複テーマを削って
コストパフォーマンスを上げていることの裏返しでもあるのですが…
そのかわり『QB公衆衛生』では,
100~104回の“近年5年分”の問題を他章と同じ青枠で囲んでいます.
てっとり早く1周したい人は“近年5年分”に絞ってみましょう.
公衆衛生は2~3年前の問題と同じテーマが繰り返されることがあるので
その意味でも“近年5年分”に集中するのは大事ですよ.
公衆衛生特集,また次回お届けします!
(編集部 K)