[6年生向け]『QB必修問題2012』9月1日 3冊同時発売!必修特集★第1回:必修をあなどってはイケナイ!
みなさんこんにちは!編集部のS藤です.
受験生の皆さんは暑い中マッチングに勉強にお疲れ様です.
さて,昨年は8割の先輩たちに選ばれた,必修対策の決定版
『クエスチョン・バンク Extra 必修問題2012』が
9月1日に,全3冊同時発売されます!
だけどそもそも,「必修問題って何?」「特別な対策って必要?」
とお思いの方も多いのではないでしょうか.
実は!すっごく重要なんです!!
そこで,『QB必修問題2012』の発売を記念して,
これから何回かに分けて「必修対策」をお送りしたいと思います.
★第1回:必修を侮ってはイケナイ!
「不合格者の55.5%は必修の得点不足!」
もうご存知の方も多いと思いますが,国試の出題には
「一般問題」,「臨床問題」,「必修問題」の3種類があります.
それぞれに合格ラインが定められており,
3つとも合格ラインを越え,さらに禁忌肢を4つ以上選ばなかった場合に合格となります.
必修問題とは,医師国家試験出題基準(ガイドライン)によると,
「プライマリ・ケアを主題とする出題であり,聴診器,血圧計等を用いて,
口頭や通常の身体診察で行える内容(面接,診察のみ)を原則とする.
また,各科にまたがるような基本的な問題を出題する.」
なんだか,簡単そうな感じがしますよね.
実際,学生さんや先生の中には,
「必修は基本的事項で簡単だから,
全体の勉強をしていれば自然と身につくので大丈夫.」
と言っている方がいます.
しかし,あなどってはいけません.
105回の国試採点サービスに参加した
5,900人のデータを見てみましょう.
不合格者全体のうち
(1)必修の合格ライン(80%)に届かなかった人・・・55.5%
(2)一般・臨床は取れたが必修だけのために落ちた人・・・31.6%
不合格者のうち3割は,簡単なはずの必修だけのために落ちているのです.
また,必修だけのために落ちた人の中には,
一般・臨床どちらも80%以上取っている人もいました.
(105回合格ラインは一般64.5%,臨床62.6%)
「いつもは成績優秀な人が,臨床・一般は十分に得点したのに,
落ちることもある」ということです.
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか.
そして,必修落ちをしないためにはどうしたらよいのでしょうか.
というわけで,第2回では実際に出題された問題をお見せしながら,
必修落ちの原因について,考えていきたいと思います.
次回をお楽しみに!
(編集部S)