[CBT・OSCE体験記]あきらめなければ何とかなる!(S大学 YKさん)
先週から募集したCBT・OSCE体験記.
S大学のYKさんが早速送ってきてくれました!
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私は,コツコツ勉強を進めることが苦手で部活の試合などがあったこともあり,CBTの勉強に本腰をいれて始めたのが1ヵ月前の12月でした.
11月ごろから何となく問題集を解き始めてはいましたが,あまり集中して勉強はできていませんでした.
当然,周りの同級生にはどんどんと離されていっていました.
なので,生化学など昔にやって忘れている内容を復習すること,また,4年の後期の範囲(眼科,皮膚科,麻酔科など)の勉強はしないで,とにかく過去の問題を解き続けました.
まず最初は,解いて忘れている範囲をそのつどちょこっと調べたりしつつ,ひたすら問題集を終わらせることに集中しました.
2周目も最初のほうにやった問題はすっかり忘れていたので,結局初見のようにしか解けない問題が多かったのですが,気にせず解き進めました.
3周目になると,さすがに頭の中で多少整理がついてきたのか,大分解けるようになりましたが,焦りは消えませんでした.
こんな状態であっという間に試験前日.
前日は,どうしても間違えてしまう問題を見直すことに集中しました.
試験当日は,ばっちりできた!!というのには程遠い出来でしたが,なんとか乗り切ることができました.
試験を終えて思うことは,CBTに関しては生化学や生理学,組織学などをもう少しちゃんと復習しておけばよかったということです.
結構,「あ~,昔やったのになんだっけ?」という問題がでます.
本番では,特に連問では聞き方は少し違っても,同じような疾患が問われているので,直前に見直すと得点につながると思います.
(もちろん,難しくて「何これ?」という問題もありますが…)
CBTの試験形式になれることも大事です.
1日中パソコンと向き合うので,かなり疲れて頭もぼーっとしてきます.
一度は模試などで試してみるといいですね.
さて,話は変わり,次に待ち構えていたのがOSCE.
私の学校はCBTが終わった5日後に試験で,先に書いた内容から察しがつくかと思いますが,CBTの勉強で手一杯だったので,集中して勉強をしたのが4日間でした(;;)
時間はありませんでしたが,『診察と手技がみえる』を読んで手技を覚え,前日には友達とお互いに確かめ合いながら手順を確認し合いました.
本番はいくつかやり忘れてしまったりと失敗した部分もありますが,まあまあの出来だったと思います.
OSCEは友達などに患者役をやってもらって何度も練習することが大事だと思います.
私も,もうちょっと練習すればよかったと思いました.
頭の中では分かっていても出来ないことは沢山ありますし,しっかりと練習できていれば本番で多少緊張していても落ち着いて終えることができるのではないでしょうか.
また,実習でそれぞれが違う先生に教わっていたので,新たな情報を聞き出せるという意味でも役に立ちます.
あまり為になるようなことは書けませんでしたが,少しでも参考にしていただけたらと思います.
(S大学 YK)