[6年生向け]国試体験記 『先輩達の一押しゴロ紹介!』(T大学 T.Yさん)
編集部Yです.
『国試体験記~直前期編~』の第11回です.
今日は,T大学 T.Yさんの「ゴロ活用法」をご紹介します.
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『先輩達の一押しゴロ紹介!』
(T大学 T.Yさん)
◆試験勉強中
最初Dr. Kを見たときはゴロが長すぎる印象を受けたんですが、勝手に切り取って使えるということに気づいてからは使用頻度が格段に上がりました。
例えば「食事は海苔」→「漿液性帯下:クラミジア、膿性帯下:淋菌」や、「パンダ工場」→「PM/DMは抗Jo抗体」です。
またゴロの内容に対応したコンパクトなまとめの図表などが掲載されているため、間違えやすいポイントを理解と記憶の両面から補強できるのが好きで、いつも手元に置いて勉強していました。
◆国試本番
試験本番は、今まで迷ったこともないところに迷いが生じて不安になることが多々ありました。自分の答えに自信が持てなくなったとき僕が頼りにしたのは、1に理屈、2に実習での経験、3にゴロでした。考える材料がその場で出てくるというのは心強かったです。
また、新傾向の問題で直接対応するゴロがないときでも、関連する内容のゴロを思い出してある程度選択肢を絞れました。ゴロという「道具」の予想以上の使い勝手にびっくりしました。
◆このゴロが一押し!
実家のじいさん豪華な生活
誕生日の見込みは 高価なピアノ
①実家の →自己免疫性肝炎(AIH)
②じいさん →IgG
③豪華な →抗核抗体
④生活 →抗平滑筋抗体
⑤誕生日の →原発性胆汁性肝硬変(PBC)
⑥見 →IgM
⑦込みは →抗ミトコンドリア抗体
⑧高価な →原発性硬化性胆管炎(PSC)
⑨ピアノ →P-ANCA
自己免疫性肝疾患でよくこんがらがっていたんですが、まずは「高価なピアノ」の部分だけ覚えてPSCがP-ANCAという対応関係を確実にしました。
この内容がたった6文字のゴロで覚えられるというのはかなり「お買い得」です。
残りの部分は少し意識的に覚えましたが、それでも苦手分野が得意になったということで精神的にも助かりました。
僕も基本的には理屈で理解するほうが好きなのですが、理屈抜きで覚えないといけないことって結構多いんですよね。
(T大学 T.Yさん)
ゴロ活用法の一例としてT.Yさんのゴロ活用法を紹介しました.
この時期になってくると「早く知っておけば良かった」という声の多い
国試対策用ゴロ本『Dr.Kのスーパフレーズ』(第6版)
毎年この国試直前期に,マイナー科目や公衆衛生への対策に非常に重宝されています。
是非手にとって見て下さい!
(編集部Y)