[6年生]国試体験記★短期集中!誰でも得意科目にできる公衆衛生 (S大学 A.Iさん)

こんにちは.編集部Fです.
連載中の国試体験記,今回は先輩の公衆衛生対策法をお送りします.

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『短期集中!誰でも得意科目にできる公衆衛生』
(S大学 A・Iさん)

◆公衆衛生に強い=国試に強い!

公衆衛生は国試での出題数が最も多い科目です.
公衆衛生が0点だったらそれだけで一般落ちをしますので,
絶対に捨てることはできません.

さらに,公衆衛生は知らなきゃ解けない問題ばかり,
つまり知識勝負なので,勉強量が点数にはっきり出てしまうコワい科目なんです.

しかし,言い換えれば公衆衛生に強い=国試にも強いということになります.
しっかり勉強すれば,必ず助けになってくれるでしょう.

私も当初,公衆衛生が苦手なせいで,模試での一般問題の成績が伸びませんでしたが,
やるしかない!と奮い立ち勉強し始めた後は,模試の成績がグイっと上がり,
国試本番に向けて自信を持つことができました.

 

◆「QB公衆衛生」を軸に「サブノート」でフォロー

具体的な勉強法ですが,私は「QB公衆衛生」「サブノート」の2つに絞り,対策を進めました.
「QB公衆衛生」は約450ページとなかなかの厚さです(神経のQBと同じくらい).

最初は面倒臭そう,嫌だなぁと思いましたが,やり始めると意外と進みは早い!
公衆衛生は知識の有無で解ける or 解けないが決まる問題がほとんどなので,
解けなかった問題をひたすら覚えていく作業がメインとなり,それ程時間は要さないんです.

出題傾向を掴みつつ,自分が知らない知識を洗い出すことを目標に,
まずは全問,一通り解きました.

その後,「サブノート」を一読しました.国試では細かい内容が問われることもあるので,
時間が許す限り,小さな文字で書かれている部分も読みました.

以降は解けない問題をひたすら潰していきます.解けない問題はくり返し解き直し,
最終的に「QB公衆衛生」にある問題は全問,即答できる状態にしました.

106回国試の公衆衛生は,多少の難問もありましたが,
そういう問題はみんなできていなかったです.
それ以外は,標準的な内容と問題数だったと思います.
過去問の類似問題も多かったので,最低でも「QB公衆衛生」は一周やっておきましょう.

 

◆短期間の追い込みでも逆転可能

他の科目と違い,公衆衛生は短期決戦でも,
合格ラインにたどり着くことが可能です.

私を含め,周りは11~12月から勉強を始める人が多かったのですが,
1月に入ってから勉強を始めた友達も,無事合格できました.

覚えたての状態で試験に臨めるというメリットを考えれば,
それくらいの時期から始めるのもアリなのかもしれません.

いずれにせよ,中途半端にやっても点数にならないので,
1週間ほど公衆衛生の強化期間を設け,突き詰めて対策することをお勧めします.

他科目が苦手でも,公衆衛生で取り返せば,
一般問題においては十分な得点を確保できるはずです.

努力次第で,苦手科目から得意科目になるのが公衆衛生.
暗記量の多さにめげずに,がんばってください!

 

(S大学 A・I)

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