[6年生向け]国試体験記大事なのは平常心!国試直前&当日の必修対策(J大学 A.Sさんほか)

こんにちは,編集部のS木です.
国試本番まで残り1ヵ月となりました.

12月からお送りしている国試体験記も今回で最後になります.
最終回は,先輩方からの必修対策のアドバイスを集めました.
ぜひ参考にしてみてください.

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大事なのは平常心!国試直前&当日の必修対策
(J大学 A.Sさんほか)


必修問題は1問のミスが得点率に大きく影響し,気が抜けません.
また,悩ましい問題が必ず含まれているので,
国試合格の要は必修問題にあると強く認識することが大事だと思います.
その上で,『QB必修』を解説までしっかり読むことはもちろん,
必修で特に狙われやすい救急の範囲を『QB』のK~N章でマスターしたり,
『診察と手技が見える』を読んでオスキーの手技などを確認しました.
国試直前は今までに受験した模試の必修問題を解き直しました.

(J大学 A.Sさん)

 

必修問題を解く上で大切なことは,素直に解くということです.
一般問題や臨床問題と違い,あの手この手で
受験者をひっかけようとする意地の悪い問題は少ない気がします.
知らなくて解けない問題や,答えに自信のない問題は,
大多数の人が選ぶような素直な選択肢を選ぶのが「必修脳」です.
僕の場合は必修脳への切り替えがうまくできず,疑い深く考えすぎた挙句,
普段なら解くことのできる問題を何問か落としてしまいました.

(A大学 M.Hさん)

 

106回国試の必修問題の第一問目は,解答が割れた問題でした.
これを見たときにはめっきり弱気になってしまいましたが,ここで深呼吸です.
結果的には既出問題と類似したものや良問が多く,2問目からは調子を取り戻しました.
また,必修に限らないことですが,
試験後に大声で答え合わせをする人たちに惑わされないこと!
自分が合っているかもしれないし,
たとえ間違っていたとしてもその1問だけでは,
多くの場合,合否に影響しないはずです.

(J大学 A.Iさん)

 

試験会場には大声で答え合わせをする人達がいたため,
休み時間は音楽を聴きながら甘いものを食べ,
配点の高い臨床の範囲を中心に『レビューブック必修・禁忌』を読み返していました.
帰り際の友達との情報交換も,
どうしても気になる問題に絞ってやることを心がけました.
たとえ自分がそのグループの中で少数派でも,
実はあっている場合も意外とあるからです.
本番の休み時間の情報差で結果が変わらないと信じて,平常心でいることに努めました.

(T大学 T.Tさん)

 

必修問題は受験生にとって一番緊張する場面です.
8割というプレッシャーはたしかにこわい…
しかし,出題者からしてみれば,「受験生はみんなこれを選ぶはずだろう」と思って作った問題なのです.
つまり,受験生としてはあまり深く考えすぎずに,
直感的に「これだ!」と思って選択肢を選べば,おそらくそれが答えです.
必修というプレッシャーに負けて,深追いするとハマります.
そういうときは一回問題から目を離して,
じっくり「みんなだったらどれを選ぶのかな」と深呼吸して初心に戻りましょう.
また,見直しの際はよほどの理由がない限り,答えを変えないほうが得策です.
なぜなら,2週目は必ず深追いしてしまうからです.
これだけで本番の必修は大丈夫です.

(T大学 H.Tさん)

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