[4~6年生向け]『レビューブック 産婦人科』(第2版)発売中!第3回:最新の国試に対応!実習のお供にも
こんにちは,編集Fです.3回にわたってお送りしてきた,
『レビューブック 産婦人科』改訂版のメルマガも今回が最終回です.
https://informa.medilink-study.com/wordpress/book/rb_san.html
(価格などの情報はこちら)
http://web-informa.com/books/20130902-2/
http://web-informa.com/books/20130904/
(第1回・第2回の記事はこちら)
第3回は昨日の病みえとの連携・対応以外の改訂ポイントについてです.
◆107回までの医師国試・平成25年版出題基準をカバー
107回国試までに出題された内容と,
新出題基準を加味し,掲載事項を全体的に見直しました.
例として,産婦人科分野での旬なトピックであり,
晩婚化による社会問題として世間でも関心が高まっている,
不妊・高齢出産を挙げてみます.
「医療ニュースから予想する国試 第5回:不妊・不妊治療」
http://web-informa.com/kokushi/20130704-2/
でお伝えしたように,不妊・不妊治療については
直近2回の国試で出題があり,今後も出題が予想されますので,
国試で直接問われたこと以外にも情報量を増やしています.
そして,高齢妊娠については107回国試で,
Down症候群の原因となる21trisomyの発症確率が問われました.
107E18
35歳の女性から21trisomyの児が出生する確率に最も近いのはどれか.
a 1/10
b 1/300
c 1/1,000
d 1/3,000
e 1/10,000
正解はb.多くの受験生が誤って選んだのはcでした.
加齢により発症頻度が高くなることは知っていても,
年齢ごとの確率までは把握していなかった受験生が多かったようです.
レビューブックでは高齢妊娠の項目に,
年齢ごとにDown症候群の頻度をまとめた表を追加しています.
また,国試出る順ランキング“メシュラン”も,
107回国試までを反映した最新版が掲載されていますので,
国試対策に役立ててください.
◆臨床実習のお供にもレビューブック
「医師国家試験のための」と銘打っている通り,
基本的にレビューブックは国試対策を念頭に置いた本です.
ですが,白衣のポケットにも入るコンパクトサイズなので,
臨床実習でも役立つように考え,編集されています.
皆さんは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断基準を聞かれて答えられますか?
日本産科婦人科学会は,以下の3つをすべて満たすものを
PCOSと診断する,としています.
この診断基準,国試で問われたことは今のところないのですが,
「実習でよく聞かれるので,入れて欲しい!」という意見があり,
今回の改訂版で追加しました.
レビューブックはこのような見やすいまとめや,イラスト・図表が満載なので,
実習中でもサッと開いて知識を確認することができます.
皆さんも日頃の勉強や実習などを通して,
「こういうのがレビューブックに載ってるといいなぁ~」
と思うことがあったら,ハガキやメールでぜひ教えてくださいね.
★終わりに★
第1版では,
「産婦人科の要点がこれだけコンパクトにまとまっている本は他にない」
といったありがたい感想を多くいただきました.
読者の皆さんの声も反映しながら,
すくすくと育っていく『レビューブック 産婦人科』.
2年ぶりに生まれ変わったその姿を,
書店でぜひ手にとってみてください!
最後まで読んでいただき,ありがとうございました.
(編集部F)