[新5年生向け]CBTの終わりは国試対策の始まり!!『クエスチョン・バンク2015』vol.1は2月28日発売!◆第3回◆国試対策がスムーズに!最新版『QB』ではコレが加わった!
4月から5年生になるみなさん,こんにちは.
編集部のT.Kです.
先週からお送りしている『CBTの終わりは国試対策の始まり!!』の第3弾!
国試対策がスムーズに!最新版『QB』ではコレが加わった!
をお送りしたいと思います.
前回までの記事はコチラ!
★第1回★国試対策のスタートは5年生の春から!!
http://web-informa.com/benkyo/qb/20140212-3/
★第2回★実習中でも国試対策!『QB』のオススメ活用法!!
http://web-informa.com/benkyo/qb/20140213-4/
☆QBは受験生の声でできている☆
『QB』は今まで,いただいた読者ハガキやアンケートの声を反映させながら,できるだけ受験生にとって使いやすい書籍になるように編集してきました.
例えば,
とにかく国試の全範囲を一周したい!という声から生まれたのが,前回のメルマガでもお伝えした“1周目問題”.
また,『QB』の問題をシャッフルして解きたい!『QB』に掲載されていない問題も解きたい!という声から生まれたのがweb国試演習サービスの“QBオンライン”だったりするわけです.
そして近年では,5年生の春から『QB』を購入する人が増えていることもあってか,「CBTが終わってすぐに国試対策が始められるのか!?」という不安の声が届くようになりました.
そこで読者の声に応えるべく,最新版の『QB』では誰でも国試対策がスムーズに始められるよう新たなコンテンツを加えました!その一つが大項目“Overview”…,といきなりいわれても,イメージできないと思いますので,まずは「副腎疾患」の“Overview”を例に誌面をみてみましょう.
☆大項目『Overview』で国試がみえる!?☆
誌面の説明を簡単にしていくと,『副腎疾患』の問題演習を始める前に,まずは“Overview”で「副腎疾患」にはどんなホルモン異常があって,それに対応する疾患にはどのようなものがあるのか,といったことが一目でわかるようになっています.
演習を始める前に各分野の全体像をつかめるわけですね.
☆過去10年の国試を徹底分析!☆
次に“History”と“メシュレポ”.
これは近年10回分の国試出題履歴と内訳です.
例えば副腎疾患の中ではCushing症候群と原発性アルドステロン症が二大巨頭で,それに続く頻出疾患が褐色細胞腫ということがわかります.またCushing症候群ではCushing病,副腎癌,異所性ACTH産生腫瘍の鑑別が問われる!といったことが解説してあるので,これをみておけば,国試対策を始めたばかりの人でも,力のいれどころがみえてくるはずです!
☆Impressionが臨床問題のお助けに!☆
最後に“Navigation”と “Impression”.
ここには主に症例文から診断に至るためのキーワードがまとまってあります.
もちろん「最近の国試はキーワードだけでは解けない!病態生理が重要だ」という声もあるでしょう.確かに病態生理こそが疾患を理解するための根本であることに違いはありません.
ただ,実際の国試の臨床問題では,症例文の情報から診断に至らないと解答できない問題が多々あります.診断がついたら解答がわかったのに…,ではせっかくの知識も無駄になってしまいます.
つまり,病態生理だけでなく,患者が訴える特徴的な主訴や,疾患に特異的な検査異常といったキーワードからその疾患を想起できることも重要なんですね.
『病みえ』や予備校の講義で病態生理を理解した上で,Impressionをみておけば,自分が持っている知識をフルに問題演習で活用できるはずです!
以上,大項目“Overview”を説明してきましたが,これはあくまで各分野の全体像をつかむためのものです.
各疾患の知識を整理するためには別コンテンツを用意してあります.
ここで小項目『ミニマムエッセンス+“国試の急所”』の出番!!
☆ミニマムエッセンス+国試の急所で国試が解ける!☆
ミニマムエッセンスに関しては今までの『QB』や『病みえ』でもたくさんの方から支持されてきましたが,ひとまず誌面をみてみましょう.
左上のミニマムエッセンスには国試を解く上で最低限知っておきたい知識が集約されています.演習前のインプットにも演習後の頭の整理にも役立ってくれるでしょう.
それに加え重要疾患には“国試の急所”が掲載されています.
“国試の急所”とは,主に国試を解くために必要な思考過程や,病態生理から何を考えていけばよいのかを解説したコンテンツです.
例えば,原発性アルドステロン症の重要な病態として,レニン分泌が抑制されているというのがありますね.
“国試の急所”では,「レニン分泌を刺激する因子には交感神経刺激と腎血流量の低下があるので,立位フロセミド試験(立位で交感神経を刺激,フロセミドで腎血流を低下⇒とにかくレニン刺激)を行ってもレニンが上昇しなければ,原発性アルドステロン症によりレニン分泌が抑制されている!」といった検査の機序などが簡潔にまとめてあります.
これによって疾患の知識が深まり,国試の解き方がみえてくるはずです.
また今回の見本では掲載されていませんが,疾患によっては国試の急所に“To NEXT”という今後の国試で狙われるポイントが記載されています!
ここには,重要な知識だけど,まだ出題されていない内容だったり,
新しく加わった治療について解説を加えたりしているんですね.
これで未出事項にも対応しやすくなるはずです.
以上,新コンテンツ“Overview”や“国試の急所”を説明してきました.
最新版『QB』は演習前に知っておきたい前提知識を頭に入れてから,演習できる構成,つまり初学者でも勉強しやすい構成になっているんです.これで春からの実習に合わせて国試対策がスタートしやすいはず!
その他にも『QB』にはたくさんの特長がまだまだありますので,
次回以降のメルマガでお伝えしていきますね.
ではでは今回はこれまで.
最後までお読みになってくださったみなさん,ありがとうございました!
(編集部T.K)