[6年生向け]模試を有効活用しよう!秋冬~直前期編
こんにちは,編集部A.Mです.
前回に引き続き,模試をテーマにお話ししたいと思います.
前回は,夏の模試の話でした.
http://web-informa.com/benkyo/20140724-2/
今回は秋冬~直前期の話です.
■できれば一度は受けておきたい,秋冬の模試■
秋頃から,模試の受験者数が増えてくると思います.
それに伴い,実際の国試の試験会場で模試を受けるチャンスが度々あります.
前回のメルマガの最後にお話したように,そのチャンスがある方は,
ぜひ,一度受けてみることをオススメします.
会場を確認しておくことで安心感も得られますね.
さて,秋冬の模試で大事なのは,「自分に足りないことを知る」ことです.
夏に比べれば勉強も進んでいる(はず)ですし,そろそろ全体の勉強から,
的を絞った勉強に方向を変える必要も出てきます.
例えば,こんなことに注目してみるのはどうでしょうか.
●苦手科目,勉強不足の科目
●苦手な問題形式(一般,臨床問題)
●苦手なA~I問題(あるいは各論,総論,必修問題)
○○と××の分野が苦手だから,その2科目を重点的に勉強していこう,
一般問題で点数が取れないから,知識の補充と定着ができる勉強をしてみよう,
と,模試の結果によって勉強方法の見直しを行うことができます.
また,H,I問題では集中力が切れて,ケアレスミスが増加していることがわかった,
となれば,本番に向けての心構えができますね.
ちなみに私は,必修問題は意識して勉強するようになったためか,
冬の模試では無事に8割を超えました.
臨床問題も点数を取れるのですが,一般問題が惨憺たる結果・・・
そのため,冬から年明けにかけてはひたすら『データ・マニュアル』をやろうと心に決め,
総論と各論を必死に解き続けた記憶があります.
こんなふうに,自分に足りない部分,勉強すべき部分を知るために,
模試を活用してみてください.
■緊張感が漂う直前期の模試■
最後は年明けの直前期です.
模試の会場にも緊張感が漂います.
この時期に受けると,結果が返ってくるのが国試本番ギリギリ,
あるいは本番の後だったりします.
とすると,別に受けなくてもいいんじゃ・・・?
と,思う方もいらっしゃるかと思いますが,
緊張感を味わうという意味では,受けてみるのもアリだと思います.
また,答えは受験後すぐにもらえることがほとんどだと思いますので,
結果は自己採点で確認するようにしてください.
オススメなのが他校生と一緒に受ける模試.
本番では,知り合いが周りに座っている確率は相当低いです.
そんな状況に近い状態で試験を受けることができます.
また,休み時間ごとに「この問題間違えたー!」
「そんなのもわからなかったの~?」という会話が聞こえてきたりしますが,
そこは冷静に受け流すのも大事です.
(本番も同じく.)
せっかく模試を受けるのですから,他人との比較で一喜一憂して終ってはもったいない!
あくまで自分の勉強の進み具合を確認するものと思って,
模試を活用してみてください.
1.自分に足りないこと
2.3日間で奪われる体力
上記の2点を知るために,一度は模試を受けてみることをオススメします!
毎日暑い日が続いて勉強も嫌になってしまうと思いますが,
がんばってくださいね!
それでは,このへんで!
(編集部A.M)