[6年生向け]国試体験記もうすぐ12月.卒試後からのラストスパート!(Y大学 S.Oさん)

こんにちは,編集R.Aです.
そろそろ卒試が終わった方も多いのではないでしょうか.
本日ご紹介するS.Oさんの国試体験記は,
主にこのくらいの時期,卒試が終わり,これからラストスパートをかける方向けです.
「当てはまる…!」と思った方は是非参考にしてみて下さい.

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もうすぐ12月,卒試後からのラストスパート!
(Y大学 S.Oさん)


◆やるべきことに優先順位をつけよう

卒試が終わってぱぁーと遊びたい気持ちは誰しもありますが…

国試的には,ここからが本番です!
成績がぐんっと伸びるのもこの時期.

しかし,やることが多すぎて何をやればいいのか分からないという人も多いと思います.
大切なのは,優先順位をつけることと取捨選択です.

この時期やみくもにやっていては,
重要疾患が抜けてしまったり,不安で効率が落ちたりします.

◆まずは必修と公衆衛生

卒試が終わって各科目の知識はある程度ついてきたかと思います.

しかし卒試にないのが,必修と公衆衛生です.
しかも,必修は8割の絶対基準があり,公衆衛生は最も多く出題される分野です.
私はどちらも不安要素があった(模試が悪かった)ので,
1月中旬までに,それぞれのQBを3周しました.
(初めは「3周もできない…」と思いましたが,メジャーと違って薄いので,どんどん進みます!)

1周目はさらっと解くだけ,2周目は間違ったところを解き,
それでも間違えたところはノートにまとめました.
このノートは本番まで何度も見直し,とても重宝しました.
3周目は,総仕上げとして1周目もしくは2周目で間違えた問題をもう一度解き直しました.

◆総仕上げは取捨選択を!

1月中旬からは総仕上げに入りました.

QB冒頭の各科目の出題%を参考に,
見直す科目(消化器,肝胆膵,循環器,内分泌,呼吸器,神経,産科,小児科など)と
捨てる科目(血液,感染症,婦人科,整形外科,眼科など)に分けました.

この時期にもう一度QBを解き直すのは,徹夜してでも不可能な芸当です.
私は直前期用まとめノートを作っていたので,ひたすらノートを読みました.

また対策しにくい総論一般はデータマニュアルを活用しました.

特にオススメなのは,データマニュアル総論の解剖と生理です.
解剖と生理は記憶の彼方・・・という人が多いと思いますが,
データマニュアルを使えば短時間で覚えられます.
しかもこの分野は国試でも各選択肢に○×をつけて解答を導くので,
まさにデータマニュアル形式なのです.

◆模試を有効活用しよう

模試の活用法についても簡単にご紹介します.

まず大前提として,模試は本番と同じ時間割で受けてみましょう.
友達同士で一緒にやると緊張感もあって良いと思います.
意外と体力・精神力が消耗されるので,本番前に体験しておくことは非常に重要です.

結果が返ってきたら,苦手な「分野」だけでなく,
「形式」(必修,一般,臨床)も分かるので軌道修正しましょう.

実際に108回国試でも模試と同じ問題が何問か出たので,復習は必須です.

◆たまには息抜きも

直前期はメンタルが最もやられます.
しかし,皆も同じように悩んでいるのです.
悩んだ時,辛い時は友達と一緒にご飯を食べたりして,勉強方法を相談したり,
あるいは全然関係ない話をして一息ついたりしていました.
気持ちをリフレッシュすると,その後の勉強効率も上がりますよ.
ベストコンディションで国試に臨むには,たまの息抜きも大切だと思います.
うまくメリハリをつけつつ,最後まで頑張ってください!

(Y大学 S.O)

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