[6年生向け]国試体験記★直前期対策のポイントは「診断力」の強化!
こんにちは,編集部M.Sです.
クリスマスも終わり,気分は年末モード一色.
皆さん,いかがお過ごしですか.
今回は,直前期対策に関する国試体験記をお届け致します.
ぜひ参考にしてみてくださいね!
◆直前期のポイントは「診断」と「全範囲の網羅」
12月の模試を受けて気がついたのは,自分自身の診断力不足でした.
『QB』を中心に勉強していて,
「何の病気かわかるけど,治療がわからない」という状態が続いていたのですが,
それは『QB』では同じ問題の疾患が続いているから,
分かっているつもりになっている部分があったのかもしれません.
それは何となく頭ではわかっていたのですが,
どうしても対策が後回しになっていました.
◆直前期はとにかく『回数別問題集』
上記のような弱点から,ランダムに問題を演習する必要があったほか,
先輩から
「過去数年で出た問題は出やすいから,直前期は近年の過去問をした方がいいよ」
といわれていたので,
私はとにかく直前期は回数別問題集に取り組みました
(QBオンラインを活用するのもオススメです).
出題順はランダムであるため,
不安点であった,診断の対策をすることができる上,
何となく「この範囲は出る」「この範囲は出ない」というのがわかってきました.
特に,回数別問題集を解いて,間違えたところは基本的にまとめノートを作るようにしました.その際,参考にしたのは主に『レビューブック』です.
また,あまりにも苦手なところはQBに戻って,問題を解き直しました.
回数別問題集は103~107回あたりを取り組みました.
過去3年分は最低でも3周はするようにしました.
すると,次第に,診断力に自信が持てるようになってきました.
◆本当の直前期はやはり全範囲網羅したい
1月後半までは,上述のように,
回数別問題集と模試の復習をメインに取り組んでいましたが,
やはり本当の直前には範囲全体を網羅したいもの.
直前期の最終兵器として使ったのが『DM』でした.
国試1週間前くらいになってから1日で各論を1周し,メジャー全体をチェックしました.この際,『QB』が非常に役に立ちました.
直前期は,なるべく多くの教科書を広げたくないもの.
『QB』は,『DM』で浮き彫りになった苦手箇所を,
問題を解きながら要点を再確認するのに最適でした.
この頃には,『QB』もたくさん線が引かれていて,
自分なりの書き込みでいっぱいになり,大変読みやすくなっていました.
自分のペースがつかめるようになれば,あとは勉強に励むのみ.
直前期に自分オリジナルの『QB』を見直すことが大きな得点力になったと思います.
(T大学A.H)