[新刊]絶賛発売中!『イヤーノート2016』 大改訂「A章(消化管・腹膜・腹壁疾患)」の概要は?(その1)

編集Aです.こんにちは.
全国書店で発売中のイヤーノート2016
早くもお手にとっていただいた方,ありがとうございます.

※今年のメインカラーは水色です.
yn2016_箱

前回,本年版の改訂ポイントをざっとお話いたしました.
https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post8869.html

今日からは,3回に分けて,
大改訂した「A章(消化管・腹膜・腹壁疾患)」について詳しくご紹介していきます.

<目次>
1.章冒頭の『総論』を大幅改訂!(本日配信)
2.すべての疾患各論の構成を見直し,項目立てを整理(「その2」で配信)
3.消化器分野の最新情報,背景も反映(「その2」で配信)
4.「消化管疾患の手術」の章も全面書き換え(「その3」で配信)
5.付録の「小児外科疾患」も大幅改訂(「その3」で配信)

 

◆1.章冒頭の『総論』を大幅改訂!◆

まず,「解剖」「生理」の部分.これまでも掲載していた内容ですが,
血管系の走行”に関する内容のほか,
神経支配リンパ系消化・吸収の基本的事項など,
臨床各論の理解に必要な最低限のポイントについて,内容を一新しました.
イヤーノートの特徴である“見開きで情報が目に入りやすい”ことを活かしたつくりで
情報の整理がしやすくなるよう工夫しています.

yn2016_A2-3-300x224(※画像クリックで拡大)

続いて,「主要症候」
国試でも臨床でも重要な「消化管出血」の項を新設したほか,
嚥下困難,悪心・嘔吐,腹痛,腹部膨満,下痢,便秘など,
“横切り”の思考のポイントを再構成しました.

もちろん症候を深く理解するためには症候学の教科書などが必要ですが,
国試直前や実習中など,時間がないときにいろいろな教科書を開くのは大変です.
そこで,イヤーノートで最低限のことはすむよう,エッセンスをまとめています.
実習で学んだことなどを書き込んで,さらに育てていただけたら幸いです.

総論の最後には「画像診断」の項を設けました.
X線,CT,消化管造影,内視鏡の基本を扱っています.
特に内視鏡については,食道・胃・小腸・大腸疾患などで活用されている
内視鏡検査・治療の基本情報をこの場所にまとめたことで,
以前のイヤーノートよりも使いやすくなったかと思います.
臨床実習で見たことも,ぜひこの場所にフセンや書き込みで集約して下さい.

◆参考
国試体験記「マーカーで“育てる”『My イヤーノート』」(T大学T.Kさん)
国試体験記「ノート作りは『イヤーノート』併用で効率よく~最後まで部活を続けつつ,国試対策も~」(M大学 T.Mさん)

◆◆◆

長いので次回に続けますね.

(編集部A)

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