[5・6年生向け]マッチング体験記:行きたい病院の傾向を知ろう!
こんにちは!編集部M.Tです.
先週から始まった「マッチング体験記」,その2です.
今日は「筆記・小論文対策」についての体験記を紹介します.
先輩方が何を使って,どう対策したのか.
皆さんの気になるところなのではないでしょうか…!
_______________________________
マッチング体験記:筆記・小論文対策編
行きたい病院の傾向を知ろう!
(C大学 T.Sさん)
_______________________________
1.筆記試験対策
マッチングの筆記試験といっても,病院によってその難易度や傾向は様々です.
自分が受けたい病院がどのような問題形式で,
どのような出題傾向なのかを調査するためにも,
大学の先輩やその病院の研修医の先生から,
マッチング試験の過去問をいただくのが大切だと思います.
なのでまずは,過去問をしっかり演習しましょう.
病院によっては,毎年同じ問題を使いまわしているところもあるようです.
過去問と同じ・似ている問題をきっちり正解し,
プラスで簡単な問題をしっかり得点できるようにしておきましょう.
こういった対策が出来ていなければ,
周りと大きな差を付けられることになりかねません.
実際に受けてみて,あとは基本的に国試対策と同じで良いのでは,という印象でした.
なので,QBや予備校のネット講座など,
皆さんが普段使っているものを基本に対策してください.
出題範囲としては,メジャー+小児科+産婦人科の病院が多いかと思います.
メジャーしか出題しない病院などもありますので,
この辺りは事前によく調べておきましょう.
研修医の先輩方にきくのが一番早いと思います.
また,出題範囲が狭いからといって安心してはいけません.
夏にある試験に向けてしっかりと照準を合わせて,
出題される範囲について一通り勉強しておく必要があります.
計画的に,早め早めの対策を心がけてくださいね.
2.小論文対策
私は小論文について対策をしたことがなかったので,
小論文の形式と問われるテーマの2つに分けて,
それぞれ勉強することにしました.
形式に関しては,一般の就活生向けの書籍を購入しました.
話の起承転結の書き方や作文用紙の正しい使い方などを
しっかりと書いてある本がいいと思います.
テーマについてですが,病院によって傾向があると思うので,
過去に小論文で出題されたテーマを調べましょう.
私が受けた病院は準医療系の時事ネタを扱う病院が多かったので,
ネットで過去一年にあった医療系の記事を読みました.
特に気になったテーマに関しては,自分で一度小論文を書いてみるといいと思います.
_________________________________
以上,見事な傾向分析と対策でマッチングを勝ち抜いたT.Sさんの体験記でした.
筆記については国試対策の教材でカバーできますが,
小論文対策は何を使ったらいいか,迷う人もいるのではないでしょうか.
友達と本屋に行ってみたり,情報共有したりして,
しっかりと対策を練ってくださいね!
また,筆記・小論文・面接のウェイトがそれぞれ同じとも限りません.
自分の希望する病院が何に重きをおいているのかも,
事前にしっかり調べておくようにしましょうね!
今回はここまで!いかがでしたか?
次回でマッチング体験記は最終回!
最後は「面接編」をお送りします!
お楽しみに!
(編集部M.T)