[6年生向け]模試を有効活用しよう!夏休み編
こんにちは,編集部A.Mです.
台風が過ぎ去ったあと,関東では一気に夏らしい陽気になりました.
全国的に熱い日が続いていますが,夏バテなどしていませんか?
さて,突然ですが,6年生のみなさんに質問です.
医師国試のための模試を受けたことはありますか?
早い人は5年生のときから受けているかもしれません.
しかし,5年の模試は自宅受験だったり,試験日が1日だけだったりするため,
大きな会場で,時間をきちんと計って,3日間受けきる模試を経験したことがある方は,
ほとんどいないかと思います.
模試は,時期ごとに受ける意味も,結果の見方も変わってきます.
直近で3日間連続の模試を受ける機会があるのは夏休み付近.
というわけで,今回は夏に向けた「模試の有効活用法」について,
お話したいと思います.
■夏の模試は雰囲気をつかむ■
今の時期は勉強に本腰を入れたばかりの方,まだ部活を続けているよ!という方,
マッチングでそれどころじゃない!という方も多いと思います.
そのため,夏の模試は,とりあえず余裕があればやってみよう,
といった感じではないでしょうか.
ちなみに私は6年の夏に初めて国試の模試を受けたのですが,
勉強が追いついていないまま受けたので,結果はボロボロでした.
(必修すら8割に届かなかった苦い思い出・・・
その後の勉強モードへの切り替えスイッチになったと,
今では前向きに考えています笑)
さて,そんな状況で受ける夏の模試ですが,
季節にかかわらず,模試を受けるのには,2つ意味があると思います.
1つ目は,自分に足りないことを知る.
2つ目は,3日間で奪われる体力を知る.
1つ目の「自分に足りないことを知る」ですが,これは言葉のままですね.
自分の苦手科目はなにか,苦手な問題形式(一般,臨床,必修問題)はなにか,
模試を受けた後に,どんな勉強方針を立てればいいのか,
そんなことを考えるヒントになると思います.
が,そうはいっても準備なしにいきなり受けた試験.
どこが苦手,とかそれ以前の問題で,
本番に向けて全科目を勉強しなければならないことはわかりきっています.
(ちなみに模試の復習はその日にするのがオススメ!)
私が大事だなーと思ったのは,2つ目,「3日間で奪われる体力を知る」です.
久々に受けた学外の試験・・・しかも会場が他大学で場所も遠い・・・
思った以上に疲れる!!!
ただの模試だし,そんなに疲れないんじゃないかな~と考えていたのですが,
実際はとても疲れました.
(私が試験慣れしていないせいもあったのでしょうが・・・)
模試でこれだけ疲れるのだから,本番はもっと疲れるであろうことを
早めに予想できたのはよかったと思います.
また,試験中のペース配分を考えることにもつながりました.
会場が学外であったことも参考になりました.
試験会場と自宅が少し遠くても,自宅から通いで受けるつもりの人は,
それが本当に可能かどうか,会場近くのホテルをとる必要があるのかどうか,
だいたいの目安になるのではないでしょうか.
特に,実際の試験会場で模試を受けるチャンスのある方は,
ぜひ,受けてみてください.
夏の模試についてはこのへんで.
次回は秋冬~直前期の模試についてお話ししたいと思います.
お楽しみに!
(編集部A.M)