[新刊・改訂]7月8日発売!『薬がみえる vol.2』(第1版)

こんにちは,編集部のA.Mです.
本日は,新刊『薬がみえるvol.2』(第1版)発売に向けて,
『薬がみえる』シリーズの特徴をお話ししたいと思います.

7月8日発売!『薬がみえる vol.2』の表紙はコチラ↓
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綺麗なの表紙が目印です!

『薬がみえる』シリーズは,
チーム医療を担う全ての学生と医療スタッフのための“薬”のビジュアルテキストです.
『病気がみえる』シリーズの姉妹本であり,
1,100点のイラスト・図表で,“薬”をビジュアル化しました!

では,実際の紙面の一例をご覧ください.
立ち読みはコチラ↓※PCからがおススメです.
http://www.byomie.com/digitalBook/kusumie02/#page=1

“薬”のテキストといっても,単なる薬理学の教科書ではありません.
どんな点が単なる薬理学の教科書ではないのか,
『薬がみえる』シリーズの特徴を4つにまとめてみました!

1.生理(正常)→病態生理(病気)→薬理(治療)をつなげて理解!

まず1つ目.
薬理だけでなく,解剖生理や病態生理も併せて記載しました.
「薬理作用」と「病態生理」をバラバラに学ぶのではなく,
この疾患の病態は○○だから,△△の作用をもつ薬を使用する,と学ぶことで,
暗記ではなく「理解」として薬理作用を学べるようになっています.

そして病気→治療のながれに沿って薬理作用や薬の分類を大きくとらえた後,
個々の薬物の一般名,適応,禁忌,副作用,相互作用,構造式などの情報を確認し,
さらに詳細な作用機序や服薬指導などの補足事項も理解できるようなながれにしました.

また,薬物を個々に解説した後には,各薬物の特徴を比較できるように,
「まとめ」の表で全体像を整理しています.

薬と疾患がつながったこんな本が欲しかった!と,言っていただけるよう,
本シリーズは「薬も病気も,みて理解する!」ことをコンセプトに,
わかりやすさと使いやすさを徹底的に追及して作られているんです.
2.薬物療法の目的と位置づけを明確に!

次は2つ目.
治療のメインは疾患によって異なります.
例えば糖尿病の治療は「薬物療法+生活習慣の改善」です.
これに対し,白内障の根治療法は「外科療法」になります.
どちらにも薬物療法は用いられますが,目的と位置づけは異なります.

本シリーズは“薬”の本なので,治療の中でも特に薬物療法についてクローズアップしていますが,
薬物療法がいつ(初期か,進行期かなど)行われるのか,
どのような目的(根治のためか,進行抑制のためかなど)で使用されるのかを記載することで,
薬物療法の目的と位置づけが,疾患ごとに明確になるようにしてあります.

つまり,その疾患における薬物治療の重要度がわかるんです.
3.薬の商品名を記載!

座学の間は一般名で薬を覚えますが,臨床で実際に使用するのは商品名が主.
そこで3つ目の特徴,本書では実習や実務で役立つよう,欄外に商品名も掲載しました!
地味なポイントですが,とても好評をいただいております!
4.本書内や別巻,『病気がみえる』への参照ページつき!

最後の特徴.
「なぜ?」や「詳しく知りたい」と感じたときにすぐ解決できるよう,
他の章や別巻(『薬がみえるvol.1』),『病気がみえる』への細やかな参照ページを明示しました.
各臓器の解剖生理や疾患の病態・検査・診断・手術療法などのより細かい情報については,
別巻や『病気がみえる』を参照することで理解が深まります

『病気がみえる』などとあわせて,薬理学や薬物治療学を初めて勉強する際や,
実習中の担当患者さんの疾患と治療法の理解の際に役立てていただければと思います.
以上が『薬がみえる』シリーズの特徴でした!
さて,このシリーズはすでにvol.1(第1版)が発売されています.
薬1
の表紙が目印!
vol.1(第1版)の目次はコチラ↓
http://www.byomie.com/kusumie-1.html

vol.1~vol.3で薬理学と病態・薬物治療学の各論を網羅し,
vol.4で薬理学の総論を扱う予定です.

次回のメルマガでは,7月8日に発売となる,
『薬がみえるvol.2』の掲載内容について触れていきたいと思います.
お楽しみに!!

(編集部A.M)

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