[6年生向け]国試体験記: 国試の落とし穴・必修対策には『QB必修』がオススメ!
暑い日が続いていますが,
皆さんいかがお過ごしですか?
編集部M.Sです.
今回は,K大学T.Nさんの,
必修対策の国試体験記をお送りします.
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私は国試対策を始めた時から
「必修落ち」を恐ろしく思っていました.
一般問題や臨床問題は周りとの相対評価で決まりますし,
合格点も例年7割弱ぐらいなので
多少のミスがあっても致命的とはなりません.
しかし,必修は簡単でも難しくても8割を切ると,
強制的に不合格となってしまいます.
一般問題は1問1点であるため,
落としてもそこまで痛くないのですが,
臨床問題は1問3点であるため10問落とすと
かなり危機的な状況になります.
そのため,必修対策は特に念入りに行いました.
その際に用いたのが
『クエスチョン・バンクvol. 7必修問題』(以下QB必修).
臨床問題や一般問題と異なり,
必修問題は1問の重みが非常に重いので,
1~3巻までのボリュームがあり,
多数の問題が掲載されている『QB必修』はとても魅力的でした.
必修問題には医療面接の問題や
まず行うべき処置などを問う特徴的な設問も多くあり,
必修問題独特の答えの選び方もあるため,
慣れるのには時間がかかってしまいます.
でも,『QB必修』では多数の問題が掲載されていることで,
必修問題の形式に自然となれることが出来ました.
また,過去の必修問題だけではなく,予想問題も掲載されています.
過去問だけでは新しい問題には対抗できませんが,
予想問題を解くことで過去問の解説のどこを理解していれば
新傾向の問題にも太刀打ちできるのかがわかり,とても役に立ちました.
巻頭には検査や処置で用いる器具が写真と説明付きで羅列されています.
近年の国家試験では,必修問題で器具の写真を見せ,
名称を答えさせるという問題が流行りのようであり,
これはその対策において非常に便利でした.
国試の前日までこのまとめは活用し,
友達同士で問題を出し合うなどして完璧にしていったおかげで,
当日も自信をもって解答することが出来ました.
必修問題は誰しもが不安になるところだと思いますが,
だからこそいろいろな参考書などに手を出すことなく,
みんなが一番使っている『QB必修』を完璧にするべきだと思います.
実際,これに掲載されている問題と解説をマスターすれば
余裕で合格点をとれるはずだと思います.
(K大学T.N)