[新刊]
病気がみえるvol.1消化器 第5版
6年ぶりの大改訂!

こんにちは,編集部のY.Oです.
桜も開花してめっきり春っぽくなってきました.
新生活&お花見が待ち遠しいですね!

そんななか,こちらを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
病気がみえる vol.1 消化器』6年ぶりの改訂第5版が明日,発売になります!
早いところでは今日もう書店に並んでいるかもしれません.
表紙はコチラ↓

病みえ1_4版カバー_9刷_ol

http://www.byomie.com/digitalBook/sampleVol1/#page=1
↑クリックで立ち読み!(パソコンでの閲覧推奨)

なんと150ページ増量してかなり充実しました.
盛りだくさんの改訂ポイントについて,
今回含めて全3回でお話したいと思います.

■■■全体の改訂ポイント■■■

【35疾患がガイドラインに合わせてアップデート】

『病気がみえる消化器』は今回6年ぶりの改訂です.
2010年発行の第4版から数えると
35以上の疾患でガイドラインが改訂されているため,
それらの内容をふまえてアップデートしました.
具体的には以下のガイドラインや規約を反映しています.

●消化管疾患
『急性腹症診療ガイドライン2015』
『食道アカラシア取扱い規約』(第4版,2012)
『胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2015』
『食道癌取扱い規約』(第11版,2015)
『食道癌診断・治療ガイドライン』(2012年4月版)
『機能性消化管疾患診療ガイドライン2014-機能性ディスペプシア(FD)』
『消化性潰瘍診療ガイドライン2015』
『GIST診療ガイドライン』(第3版,2014年4月)
『胃癌治療ガイドライン』(第4版,2014年5月)
『機能性消化管疾患診療ガイドライン2014-過敏性腸症候群(IBS)』
『潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針』
『膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドライン』(第1版,2015)
『大腸癌取扱い規約』(第8版,2013)
『大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版』
『遺伝性大腸癌診療ガイドライン2012年版』
『大腸ポリープ診療ガイドライン2014』
『鼠径部ヘルニア診療ガイドライン』
『肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)診療ガイドライン2014年版』

●肝疾患
『門脈圧亢進症取扱い規約』(第3版,2013年5月)
『B型肝炎治療ガイドライン』(第2.1版,2015年5月)
『C型肝炎治療ガイドライン』(第4.1版,2015年12月)
『劇症肝炎の診療ガイド』(2010年11月)
『慢性肝炎・肝硬変の診療ガイド』(2013)
『NAFLD / NASH診療ガイドライン2014』
『NASH・NAFLDの診療ガイド2015』
『自己免疫性肝炎(AIH)』の診療ガイド(2011年9月)
『原発性胆汁性肝硬変(PBC)の診療ガイド』(2010年10月)
『原発性肝癌取扱い規約』(第6版,2015年7月)
『肝癌診療ガイドライン2013年版』
『肝癌診療マニュアル』(第3版,2015年7月)

●胆道疾患
『胆石症診療ガイドライン2016』
『肝内胆石症の診療ガイド』(2011年9月)
『急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2013』
『膵・胆管合流異常診療ガイドライン』(2012年5月)
『胆道癌取扱い規約』(第6版,2013年11月)
『胆道癌診療ガイドライン』(改訂第2版,2014年11月)

●膵臓疾患
『急性膵炎診療ガイドライン2015』
『慢性膵炎診療ガイドライン2015』
『自己免疫性膵炎臨床診断基準2011』
『膵癌取扱い規約』(第6版補訂版,2013年8月)
『IPMN / MCN国際診療ガイドライン2012年版』

●栄養
『静脈経腸栄養ガイドライン』(第3版,2013)

ガイドラインを並べてみるとなんと40以上もあります!
実はここ数年,消化器分野はガイドラインの改訂ラッシュだったのです.
編集部ではそれを狙って(?)いたので,
この時期に改訂版を発売することになったのは
実は非常にタイミングが良いのです.

なかでも注目すべきは2015年にめまぐるしく変わった肝炎の治療薬です.
ここは今回の改訂の目玉のひとつです.
肝胆膵の各疾患の改訂ポイントについては3回目で紹介しますね.

【150ページの大増量】

●病態生理~治療
ガイドラインの内容を反映させるとともに,
各疾患の病態生理や診断から治療に至るながれを「みえる化」しました.
4版を使っていたみなさん,なんか治療の内容が薄いなーとか,
イラスト少ないな-とか思っていませんでしたか?!
安心してください.
今回の改訂はそんな声にもバッチリ応えています!
これまで情報不足だった外科的治療や病態生理などなど,
大充実の内容になっています!

●病みえシリーズのなかで,トップのイラスト画像点数に!!
また,疾患の理解や診断に役立つ内視鏡像やCT像,
病理組織像を新たに追加した他,
各種検査やストーマ管理・栄養管理に関わる製品画像,
手順のイラストなども充実させました.
その数,イラスト1200点,画像550点という,
病気がみえるシリーズではどの巻よりも多いイラスト・画像点数となりました!

また,近年の国家試験では,
臨床実習での知識や経験が問われる問題も多数出題されているので,
見逃してしまった場合や,
臨床実習の予習・復習にも役立てて欲しいと思います.

以上が第5版の全体的なポイントです.
次回のメルマガでは,消化管の改訂ポイントについてお伝えします!
お楽しみに!

(編集部Y.O)

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