[6年生向け]
模試を有効活用しよう!秋冬~直前期編

こんにちは,編集部A.Mです.
前回に引き続き,模試をテーマにお話ししたいと思います.
前回は,夏の模試の話でした.
https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post9812.html
今回は少し気が早いですが,秋冬~直前期の話です.

■できれば一度は受けておきたい,秋冬の模試■

秋頃から,模試の受験者数が増えてくると思います.
それに伴い,実際の国試の試験会場で模試を受けるチャンスが度々あります.
前回のメルマガの最後にお話したように,そのチャンスがある方は,
ぜひ,一度受けてみることをオススメします.
会場を確認しておくことで安心感も得られますね.

さて,秋冬の模試で大事なのは,「自分に足りないことを知る」ことです.
夏に比べれば勉強も進んでいる(はず)ですし,
そろそろ全体の勉強から的を絞った勉強に方向転換する必要も出てきます.

例えば,こんなことに注目してみるのはどうでしょうか.
●苦手科目,勉強不足の科目
●苦手な問題形式(一般,臨床問題)
●苦手なA~I問題(あるいは各論,総論,必修問題)

○○と××の分野が苦手だから,その2科目を重点的に勉強していこう,
一般問題で点数が取れないから,知識の補充と定着ができる勉強をしてみよう,
と,模試の結果によって勉強方法の見直しを行うことができます.

また,H,I問題では集中力が切れて,ケアレスミスが増加していることがわかった,
となれば,本番に向けての心構えができますね.

ちなみに私は,必修問題は意識して勉強するようになったためか,
冬の模試では無事に8割を超えました.
臨床問題も点数を取れるのですが,一般問題が惨憺たる結果・・・
そのため,冬から年明けにかけてはひたすら『データ・マニュアル』をやろうと心に決め,
必死に解き続けた記憶があります.

こんなふうに,自分に足りない部分,勉強すべき部分を知るために,
模試を活用してみてください.

■緊張感が漂う直前期の模試■

最後は年明けの直前期です.
模試の会場にも緊張感が漂います.
この時期に受けると,結果が返ってくるのが国試本番ギリギリ.

とすると,もう今更受けなくてもいいんじゃ・・・?
と,思う方もいらっしゃるかと思いますが,
緊張感を味わうという意味では,受けてみるのもアリだと思います.
また,答えは受験後すぐにもらえることがほとんどだと思いますので,
結果は自己採点で確認するようにしてください.

オススメなのが他校生と一緒に受ける模試
本番では,知り合いが周りに座っている確率は相当低いです.
そんな状況に近い雰囲気の中で試験を受けることができます.

休み時間ごとに「この問題間違えたー!」
「そんなのもわからなかったの~?」という会話が聞こえてきたりしますが,
そこは冷静に受け流すのも大事です(本番も同じく).

せっかく模試を受けるのですから,他人との比較で一喜一憂して終ってはもったいない!
あくまで自分の勉強の進み具合を確認するものと思って,
模試を活用してみてください.

1.自分に足りないこと
2.3日間で奪われる体力
上記の2点を知るために,一度は模試を受けてみることをオススメします!
毎日暑い日が続いて勉強も嫌になってしまうと思いますが,
モチベーションを保ちながら頑張ってください!
それではこのへんで!

(編集部A.M)

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