[6年生向け]国試体験記:電車のお供にこの1冊!「データ・マニュアル総論」
こんにちは,編集部K.Aです.
猛暑が続いていますが,皆さん体調はいかがでしょうか?
今回は,通学時間を使って苦手分野対策をした先輩の体験記をお送りします!
◇◇◇
電車のお供に「データ・マニュアル総論」
(T大学 R.Yさん)
★データ・マニュアルと出会うまで
私は総論に対する苦手意識が強く,成績も伸び悩んでいました.
中でも苦手だったのは「電解質」や「酸塩基平衡」の範囲です.
いつか勉強しなければ…と思いながらも,どうやって勉強すれば良いのか分からず,
時間だけが過ぎていきました.
6年生の冬になり,苦手を克服するには今しかないと思い,友人に相談したところ,
友人が勧めてくれたのが「データ・マニュアル(DM)総論」でした.
★通学時間だけでDMを解く!
DM総論は問題数が多く,まとめて解いていては集中力が続かないと思い,
往復1時間半の通学時間だけで使うと決め,
1日5,6ページ程度のペースで解き進めていました.
電車の中ではひたすら問題を解き,自分の分からない問題をチェックしておいて,
その日のうちに家や学校で確認して知識を定着させるようにしていました.
一問一問○×をつけて考えることによって知識が整理されていくのが実感できました.
×の問題に対しては,自分で調べて正しい答えを書き込み,それを覚えるという作業を繰り返しました.
★DMを使うことで受けた,思わぬ恩恵
私はDM総論を12月の頭から使い始め,国試直前まで毎日使っていました.
一番の苦手分野である「電解質」や「酸塩基平衡」のページを解き終わるまでには時間がかかりましたが,
焦らずに,自分でも知識をまとめる時間をとるようにしました.
これによって総論のみならず,各論の「腎」や「内分泌」などの関連科目に対しても,
自信を持てるようになりました.
また,「解剖」や「検査」,「治療」の章では,
自分でも知識が足りないことに気付いていなかった部分に向き合うことができ,
QBを解くだけでは手の行き届かない範囲を一気に固めることができた感覚でした.
さらに,「診察手技」の章は,必修対策としても活用できました.
★最後に
個人的な感想として,DM総論をもっと早く解き始めていたら
余裕を持って過ごすことができたと思うので,
夏休み明け位から少しずつ解き進めることをお勧めします.
また,基礎のできている人にとっては,最後に確認のために利用するなど,
活用方法は様々だと思います.
◇◇◇
『医師国試・データマニュアル』は今年度改訂し,
109回・110回医師国試に出題された問題を追加して,
総論・各論・小児科・産婦人科の4冊が
9月1日同時発売です!
ぜひ,お手にとってご覧下さい.
(編集部K.A)