第2弾 5年次に身につけておくべき知識とは
メディックメディア営業部です。
現5年生(116回国試受験生)を対象とした「メディックメディア5年生模試」ですが、コンセプトは「実習を通して、5年次までに必要な知識を身につける」こととしています。今回はこの「5年次までに必要な知識」についてお話していきます。
実習を通して国試対策をする意義とは?
まずはこの問題をご覧ください。
答えはc(③)です。
この問題は106回国試で初めて出題された問題で、臨床実習で見たことがないと答えにくい問題となっており、当時の正答率は66.7%でした。
「Bishopスコアの項目に子宮頸管長測定が含まれる」と勘違いした学生さんが多いのではないかと思われます。
また、2020年10月23日に実施された医道審議会(医師分科会)による医師国家試験改善検討部会の報告資料にも、医師国家試験の出題基準について以下の記載があります。
・医学生が診療参加型臨床実習に集中して取り組めるよう、可能な限り臨床実習における経験を評価する内容に絞るよう見直すべき
・具体的には、特に各論について出題する疾患を厳選すること、出題する疾患はどの程度の知識を求めるかを示すこと、臨床実習前に修得可能な単純な知識を問う領域を除外すること等を検討し、全体として出題範囲を絞るべき
よって、実習中に学んだ知識が国試で問われるケースが、より増えていくことが予想されます。
5年次までに身につけておくべき知識
では、5年次で身につけておくべき知識とはどれくらいでしょうか。
メディックメディアでは「QBvol.1-5(メジャー・マイナー)の1周目問題。時間がなければ臨床問題だけでもを解き終えること」を推奨しています。
ただし、科によっては非常に忙しく問題演習の時間が取れなかったり、または講義動画などを優先して視聴されている方も多いと思います。そんな時は、メディックメディア5年生模試の「科目別テスト」をご活用ください。
この「科目別テスト」では、実習中に優先して解くべき問題を各科10問に絞り込んでいます。10~15分ほどで解き終えることができるうえ、解答を入力した翌日4:00から解説をご覧いただけるようになります。
できればラウンドする科の実習開始前に解いておくことで、「こういう問題が国試で問われるのか!」という意識のもと、アンテナを張りながら実習に臨むことができると思います。
また、周り終えた科の問題を演習することで「そういえばこれ習ったな…」など振り返りにもお使いいただけます。先輩方へのインタビューなどでも、「実習中に学んだ知識は定着しやすい」とお話されているケースが多いため、知識のアウトプットにご活用ください。
さらに余裕のある方は「QBオンライン」を使って各科の1周目問題を解いてみてください。「問題は解きたい、でも時間がない…」という場合は臨床問題に絞り込むことをお勧めします。
ぜひ「実習を通した国試対策」にメディックメディア5年生模試をご利用いただけると幸いです。
次回は科目別テストのログイン・解答入力方法や、復習機能の利用方法などを実際の画面を表示しながらご案内いたします。
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