[6年生向け]国試体験記:国試当日!必修問題はこう戦え!
こんにちは,編集部のK.Aです.
今年も残すところ半月となりました.
焦って何も手がつかない…なんて人はいませんか?
今回は,国試当日の必修問題対策のエピソードをお届けします.
◇◇◇
国試体験記:国試当日!必修問題はこう戦え!
S大学 M.Tさん
◆会場の雰囲気に飲まれない!◆
国試当日,一番緊張するのが必修問題です.
試験直前は周囲にも緊張感が漂っていました.
私は雰囲気に飲み込まれないためにも,
直前まで必修の過去問を解くなどして頭を必修モードに切り替えていました.
◆休憩時間にも点数は伸ばせる◆
必修直前の休憩時間は,必修のガイドラインに載っている疾患を
確認しておくことをおすすめします.
110回国試においても,
「気管支喘息」か「過敏性肺炎」か悩む臨床問題がありましたが(110H24),
必修のガイドラインには「気管支喘息」が載っていたことを思い出し,
自信を持って選択することができました.
◆一度マークしたものは変えない!◆
必修の試験は時間が十分に余ります.
じっくりと自分の解答を見直していると,
つい答えを変えたくなるのですが,
必修に関しては「マークミス以外,マークは変えない」が正解だと思います.
自分の直感が正しい可能性が高いです.
私の場合も,結果的に答えを変えなくてよかったなと思う必修問題が
2,3問ありました.
その代わり,マークミスがないか,時間の許す限り見直しました.
◆1,2日目の復習が3日目に活きる◆
必修の試験は3日間あるので,1,2日目が悪くても挽回するチャンスがあります.
3日目の必修問題は1,2日目と比較して問題数が多く,配点も高いため,
私は2日目までのおよその得点を確認し,
「どの程度の点数を落としてもいいか」を把握した上で試験に臨みました.
◆自分がしてきた勉強を信じよう!◆
今年は全体的に救急の知識が問われる問題が多かったのですが,
私は最後まで「レビューブック必修・禁忌」を読み返して確認を行いました.
緊張すると,あれこれと参考書に手を出したくなるのですが,
自分がそれまでしてきた勉強を信じて,最後までやりつづけることが
何よりも大切だと思います.
(編集部K.A)