[新刊]3月25日発売!改訂版「病気がみえるvol.5血液(第2版)」の改訂ポイント

こんにちは,編集部のOです.
東京は桜が開花して,だいぶ暖かくなってきました.
満開が待ち遠しいですね!

さて今回は,3月25日に待望の発売となった
『病気がみえる vol.5血液』の改訂第2版の改訂ポイントについての紹介,2回目です.
1回目についてはコチラより!
https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post10465.html

今回は「白血球」分野,特に「造血器腫瘍」の主な改訂ポイントについて
紹介していきます!

■■■白血球の改訂ポイント■■■
【造血器腫瘍のWHO分類,最新知見を掲載】
WHO分類第4版(2008年)に即して,白血病や悪性リンパ腫などの
造血器腫瘍の分類や診断基準をアップデートしました.
さらに,2016年に概要が発表されたWHO分類第4版改訂版(2016年)
についても,最新知見を掲載しています!

2016年改訂版は,2008年版から大幅な分類の変更はありませんが
新たに明らかとなった遺伝子異常や,診断基準・予後などについて
最新データを反映したものとなっています.
要チェックですね!

実際の誌面はコチラ↓
病5-2版_08_造血器腫瘍.indd

【理解しにくい分類もわかりやすく】
造血器腫瘍には上述の「WHO分類」の他にも,
「FAB分類」など従来から用いられている分類がいくつかあります.
これらの違いについては苦手意識の強い人が多いと思いますので,
前版からページを再構成し,それぞれの長所・短所などを
わかりやすく説明しています.

【新規治療薬のメカニズムをみえる化】
造血器腫瘍の分野では,分子・遺伝子レベルでの病態が明らかとなり,
分子標的薬などの新しい治療薬が次々と登場しています.
例えば,
●骨髄異形成症候群のアザシチジン
●真性赤血球増加症・骨髄線維症のルキソリチニブ
●成人T細胞白血病のモガムリズマブ
など,薬が効くメカニズムを病態とともにイラスト化しています!

実際の誌面はコチラ↓
病5-2版_11_骨髄系腫瘍.indd

また,治療については,「造血器腫瘍診療ガイドライン2013年版」に準じて
リスクや年齢に応じた治療アルゴリズムを掲載しています.
どんな場合にどんな治療をすべきなのか,一目瞭然です!

【医師国家試験の出題内容も網羅】
前版の発行以降に医師国家試験で出題されたもの,さらには
今後出題されそうな疾患や画像も追加・更新しています.
例えば,
●慢性骨髄性白血病の付加的染色体異常や急性転化期の骨髄像
●成人T細胞白血病の母子感染対策や治療アルゴリズム
●多発性骨髄腫の椎体圧迫骨折や新規治療薬
など,多くの疾患の出題ポイントをおさえています!

また,医師国家試験出題基準に含まれる「慢性好酸球性白血病」や
第108回に出題された「亜急性壊死性リンパ節炎」などについても
概要とともに画像も掲載しています!

実際の誌面はコチラ↓
病5-2版_12_骨髄増殖性腫瘍.indd

その他,ここには書ききれないくらいの大幅改訂となっているので,
ぜひ店頭で手にとってみてくださいね!

書籍情報はコチラ↓
http://www.byomie.com/products-5.html

立ち読みはコチラ↓
http://www.byomie.com/digitalBook/sampleVol5/#page=1

(編集部O)

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