[新刊]国試に使える!『病気がみえるvol.11運動器・整形外科』リハビリ編
こんにちは!編集Y.Kです.
先週6月17日に発売となった『病気がみえる vol.11 運動器・整形外科』,
もうチェックしていただけましたでしょうか.
2回にわたって魅力をお伝えしてきた『病みえ運動器・整形外科』ですが,
第1回 https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post10699.html
第2回 https://informa.medilink-study.com/wordpress/web-informa/post10769.html
本日で最後のメルマガ配信となります.
第3回は「国試に使える!どこが使える?リハビリ編」です.
近年の出題傾向もバッチリ押さえています!
ぜひ読んで下さいね.
◆リハビリなどについても内容が充実!◆
最近の傾向として,リハビリテーションや歩行補助具の知識を問う問題も増えてきています.
【111B40】
53歳の男性.視床出血後の左片麻痺のため回復期リハビリテーション病棟に入院中である.発症して2ヵ月が経過している.左上肢は前頭部まで挙上できるが,随意運動時に振戦を認める.握力は1kgである.徒手筋力テストで左股関節屈曲・伸展と左膝関節屈曲・伸展の筋力はともに4,左足関節屈曲・伸展の筋力は2.左足クローヌスを認める.左半身の感覚は脱失している.平行棒内での歩行は可能だが,左下肢立脚相に膝関節は過伸展し足関節は内反する.患者は屋外歩行を希望している.歩行補助具の写真(①〜⑤)を次に示す.
この患者に用いるのに適切なのはどれか.
a①
b②
c③
d④
e⑤
これは視床出血後と左片麻痺のため,
左手握力低下と左足関節の屈曲・伸展障害などをきたした
患者さんに対する歩行補助具の処方を問う問題でした.
正解は「c③プラスチック製短下肢装具」で,
正答率は63%と,3人に1人が間違えて答えてしまいました.
近年,義肢・装具や歩行補助具についての知識を問う画像問題が出題されるようになってきています.
(109E55でも類似の問題が出題されました.)
『病みえ運動器・整形外科』では
近年の国試を受験した学生さんの意見を参考に,
「リハビリ」の章に義肢・装具や歩行補助具の画像をふんだんに盛り込んでいます!
適応となる病態や疾患についてもまとめているので,これで確認しておけば安心できますね.
最新の国試対策にも大活躍の『病みえ運動器・整形外科』,
ぜひ,お手にとってみてください★
(編集Y.K)