[3~6年生向け]国試体験記:公衆衛生はじめました.
早めの意識付けで効率よく高得点!!
こんにちは.すっかり寒くなり,衣替えを急いでいる編集部A.Kです.
皆さん.得意科目はありますか?
もしくは,何を得意にしたいでしょうか?
早くからちょっとした事を意識して対策するだけで,
国試で出題数の多い公衆衛生分野を得意と言えたら,良いですよね.
そのコツを,111回国試を乗り越えた先輩が教えてくれます!
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国試体験記:公衆衛生はじめました.早めの意識付けで効率よく高得点!!
(N大学N.Oさん)
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◆ 公衆衛生は時間をかけずに,高得点!!
卒業試験や国家試験の勉強をしていると,
メジャー科目やマイナー科目をやり終えてから公衆衛生を最後にやればいいか,と考えがちだと思います.
確かに,まずはメジャー科目やマイナー科目の勉強をしっかりやるべきです.
ですが,時間をかけたくないかつ,余裕のない公衆衛生の配点が意外と高い!
そこで,6年生になる前からできる国試に結びつく公衆衛生の勉強法を紹介したいと思います.
◆【3.4年生向け】『公みえ』でできる対策
まずポイントとして,学校の公衆衛生の試験対策には公衆衛生がみえる(以下,『公みえ』)を使うことが大事です!
各学校,3.4年生くらいの学年で公衆衛生の講義があり,その試験があると思います.
その際,試験勉強で『公みえ』を使って視覚的に覚えることが重要です.
私は授業プリントを参考にしつつ,『公みえ』の絵や対比されている表を見てそれを覚えるようにしていました.
6年生になった時に卒業試験や国家試験のために公衆衛生の勉強をやり直そうとした際,
4年生当時覚えていた絵や表を
「なんとなく覚えているなあ.」
という感触がありました.
4年生当時,国家試験を視野に入れた勉強をしているつもりはなかったのですが,
「なんかやったことがある気がする!」
「前に覚えた記憶がある!」
その感触があるのとないのでは,卒業試験前の公衆衛生の勉強の進み具合に対する焦りに違いが出ると思います.
◆【5.6年生向け】卒業試験や国家試験対策には同じテキストを何度も見直す!
どの科目にも共通して言えることですが,特に時間をかけたくない公衆衛生は,
3.4年生の時から使っているテキストを使い続けることをお勧めします.
私の場合は,公みえを何度も見直し,卒業試験や国家試験で出題されている重要ポイントをピンクの蛍光ペンで目立たせ重点的に覚えるようにしていました.
早めのうちから同じテキストに絞ってそれを繰り返し使うこと,公衆衛生は暗記事項が多いので絵などが多く,印象に残る教材を使うことをお勧めします.
◆国家試験直前はレビューブック公衆衛生の数値を再チェック!!
よく出題される医師法や医療法などの知識は3.4年生の時から使っているテキストで十分だと思います.
ですが,最新のデータが必要である保健統計やころころ変わる感染症関連の知識は,毎年改訂されているレビューブック公衆衛生(以下,『RB公衆衛生』)を参考にすることをお勧めします.
(編集注:10月19日に『CBT・医師国家試験のための レビューブック公衆衛生 2018』が発売します!)
『RB公衆衛生』の内容は基本的に『公みえ』と同じなので,公みえを使っている人にとってはパラパラ隙間時間に見ているだけでも復習になります.
公衆衛生の暗記の量は膨大です.
そして配点が高いので,捨てることもできません.
早い段階から,自分に合ったテキストに絞り,そのテキストを何度も見返す!
そして,最後に最新版の数値を暗記すれば,短時間で高得点が狙えます!!
皆さんの勉強の一つの参考として活用していただければ幸いです.
(N大学 N.Oさん)
10月19日に待望の公衆衛生関連書籍が発売となります!
要チェックです★
・クエスチョン・バンク医師国家試験問題解説 2018 vol.6公衆衛生
詳しくはこちら
・CBT・医師国家試験のための レビューブック公衆衛生 2018
詳しくはこちら