[4・5・6年生向け]『病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症』絶賛発売中!

さてさて11/17についに発売となりました,
シリーズ最新刊『病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症』

byomie6s

前回は,
どうしても羅列的・機械的な暗記になってしまいがちな『感染症』が,
印象的な図・イラストによって,
微生物学的・病態的にグンと覚えやすくなる…というお話をいたしました.

でも,それだけじゃないんです.
本書は『免疫』『膠原病』『感染症』3つの章が収載されていること
ポイントなんですよ.

まず今回は『免疫』の章の中から“補体系”の頁を見てみましょう.

byomie6_21

補体の重要な役割であるMAC(膜傷害複合体)による傷害作用と,
オプソニン作用について,丸わかりですね.

「あれ? 補体はアレルギー機序にも関与って書いてあるぞ.
 え~と,どんな感じだったっけ」

ということで、今度は同じ『免疫』の章の中の,
“アレルギー”の頁にとんでみましょう.

byomie6_22

この図などはII型アレルギーについて整理されているので,
MACとオプソニン作用がどのように細胞傷害に関わっているか
ひと目で確認することができますね.

「そうそうII型は抗体が細胞に結合して…って機序ね.
 AIHAとか橋本病なんかもこのタイプだったよなあ.
 じゃあ今度は補体が欠損した場合はどうなるんだっけ?」

というわけで次に「免疫不全」の頁を見てみます.

byomie6_23

この図表を見ると,免疫不全と易感染性となる微生物の対応がよくわかります.
補体の欠損によって,どのような微生物に易感染性を示すかも一目瞭然ですね.

「そうそう,補体欠損症はナイセリア属に易感染性だよね.
 ところでナイセリア属って何だったっけ? 俺って何でもすぐ忘れるなあ…」

いえいえ,そんな方のために本書はありますよ.
今度は『感染症』の章にとぶことで,
淋菌や髄膜炎菌といったナイセリア属の分類や,
疾患の病態を即座に確認できるわけです.

byomie6_24

byomie6_25

どうですか? まさに至れり尽くせりじゃないですか?

このように,
今までの病みえシリーズ同様の特徴的な図や豊富な写真に加え,
『免疫』→『感染症』や,『免疫』→『膠原病』といったように,
各分野を連携させて“立体的に”学習できるのが本書の特徴といえます.

類書とはひと味もふた味も違います.
ミロはココア味だけどココアじゃなく麦芽飲料なんですよ!

というわけで,
本書はこれから学校の試験CBTを受けようという方には,
学習の効率性という点でもちろんオススメ.
また,国試を受ける前に羅列的な基礎事項をサッと整理しておきたい,
なんて方にも有用です.

まずは書店・生協などで手にとってみてくださいね!!

 
(編集H.S)

 関連コンテンツ

 関連する記事

新着記事カテゴリー


 すべて

 国試

 CBT・OSCE

 動画・アプリ

 実習・マッチング

 研修医・医師

 コラム

 その他