国試体験記: いよいよラストスパート!まんべんなく勉強しよう
こんにちは.編集部のK.Sです.
皆さま,あけましておめでとうございます!
ついに2018年ですね.国試本番が近づいてきました…!
残りおよそ1ヵ月,本番に向けてどんな勉強をすべきでしょうか?
今日は先輩に
●本番までの勉強法
●本番当日の過ごし方
を聞いてきました.
ぜひ体験談を参考にしていただき,国試合格を勝ち取ってください!
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国試体験記: いよいよラストスパート!まんべんなく勉強しよう
(C大学I.Kさん)
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◆1月中旬は,とにかく「全科目を一周」する!
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国試受験生にとって最も大変なことは,なんと言っても
「覚えなきゃいけない知識量が多いこと」だと思います.
メジャー科・マイナー科合わせ全16科目ほどありますので,
もし1科目の勉強に数日かけるとしたら,一周するのに1ヵ月以上かかってしまいます.
加えて,どれだけ得意な科目であっても,最後に勉強してから
時間が空いてしまうにつれ失点が増えることが分かっていたので,
国試本番にむけては「短期間で効率よく全科目一周」することを念頭に置いていました.
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◆直前期対策① ノートをまとめる!
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効率よく覚えていくために,最初はノートの量を減らしていく作業を行いました.
まずノートの中から「当然わかる」部分を斜線で消していきます.
次に,斜線で消さなかった部分をピックアップして新しいノートを作りました.
こうすると自分のわからない部分を2周することになり,復習にもなりました.
ノート作りは大体1日に2科目のペースで進んでいったので,
1週間強という短期間で全科目を勉強できたことになります.
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◆直前期対策② 過去問を解く!
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ノート作成がマンネリ化してきた頃,アクセントとして108~110回の問題集を解きました.
全科目をカバーでき,苦手分野もわかるので大変有益です.
ただし直前期だったため,悠長に本番通り問題を解くのは
「時間がもったいない」と感じていました.
そこで最新の110回だけはおおよそ本番の時間割に沿って解き,
108回,109回はそれぞれほぼ1日で終わらせてしまいました.
夏に一度解いたことがあったものの,
A~I問題を休みなく解き続けるのはかなりの重労働でした.
しかし,本番3日目の疲労感はその比ではなかったと記憶しています.
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◆思わぬ落とし穴!腕時計は机に置けません…
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ここからは試験当日の話です.
まずは朝.試験時にしっかり目が覚めているよう,試験開始の3時間ほど前には起床しました.
次に移動中.試験会場に向かう電車の中では,ウォーミングアップとして
QB onlineの必修問題を解いていました.
これなら簡単な問題が多くほとんど正答できるので,
試験前のちょっとした自信にもつながりました.
なお試験本番は,なぜか腕時計を机の上に置けません(腕につけるよう指示されます).
置時計は机において良いとのことなので,
小さな目覚まし時計を持っていきました.
また鉛筆削りも机の上に置いておけません.
複数本の鉛筆を用意し,試験が始まる前にしっかり削っておきましょう.
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◆試験当日はマイペースで!人それぞれの過ごし方
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最後に休憩時間の使い方についてアドバイスです.
私の場合,休憩時間中は誰とも話さず,目を閉じてリラックスするようにしていました.
休憩時間の過ごし方は人によってまちまちで,
●外に出て空気を吸いに行く人
●友達と旅行の話などをしてストレスを発散している人
●友達と問題を出し合い知識の確認をする人
などいろいろでした.
どのような過ごし方でも構わないとは思いますが,
一番大事なのは自分のペースを崩さないことだと思います.
周囲のペースに飲まれて自分の望まない休憩時間の使い方をしてしまうと,
身体的にも精神的にも疲れが取れず,
いざというときに踏ん張りがきかなくなってしまう恐れがあります.
多少自分本位と思われてもよいので,
自分にとって最も快適な環境を整えるようにしましょう.
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I.Kさん,ありがとうございました.みなさんいかがでしたでしょうか?
ノートを自分用に作り直すのは,復習にもなりますし,
本番直前に見直せていいですね.
また当日はいろいろな過ごし方があっていいとのこと.
気負いすぎず,マイペースに実力を出し切りましょう.
応援しています!
(編集部K.S)