[新刊]本日発売!『イヤーノート2019』今年の改訂ポイントは?
編集Aです.
おまたせいたしました,毎年改訂の『イヤーノート』,
今季の最新版である『イヤーノート2019』が本日発売となりました.
全国書店にて,ぜひお手にとってご覧になってください!
さて前回は,イヤーノートの基本的な特徴をご紹介しました.
今日は,今年改訂したポイントをご紹介いたします.
購入や買い替えをご検討されている方の参考になれば幸いです.
【1】111回までの医師国家試験出題情報を反映!
111回(2017年2月実施)までの医師国試の出題内容を網羅しています.
今年新たに青字(=国試既出)になった箇所は,なんと204個.
つまり,国試未出だったけれど,「イヤーノート」には載っていた,というケースが
これだけあったということになります.
国試情報がここまで徹底して反映されているのは,
数ある参考書・教科書の中でも「イヤーノート」だけと言えます.
毎年の国試の徹底分析・反映と,
教育・臨床現場の先生方のバックアップによる周辺情報の毎年改訂こそが,
『「イヤーノート」は国試でできている』と言われる理由です.
【2】新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映!
これも,毎年改訂を行っているイヤーノートの重要な改訂ポイントです.
各疾患について,各学会から発行されている最新の疾患ガイドラインや診断基準,
治療薬の情報を反映しています.
【3】今年も多くの章で,部分的に大改訂を実施!
上記の最新情報の反映とは別に,
毎年,記載内容を根本から大幅に見直す作業を行っています.
各章の主な変更点は,ここに書くと長くなるので,
★こちら★からご確認ください.
【4】最新の内科系専門医試験の出題情報を反映!
「イヤーノート」では,国試だけでなく,
日本内科学会が実施している「認定内科医資格認定試験」および「総合内科専門医資格認定試験」
の出題情報についても,毎年情報収集し,反映を行っています.
今年も,最新(2017年度実施)の認定内科医資格認定試験・総合内科専門医資格認定試験で
出題されたとされる内容に「専」マークを追加しました.
この「専」マーク,医学生にはあまり関係ない…と思われるかもしれませんが,
実は,内科系専門医試験で出題された情報が,数年後に国試に降りてくる,
と言われることがあります.
イヤーノートでも,現在は黒字(=国試未出題)の部分に「専」マークが入っていることも多いですが,
この部分が数年後に青字(=国試出題)に転じることがあります.
本文中に登場する「専」マークを学生のうちから意識しておくと,国試はもちろん,
国試より難しいことが聞かれうる卒業試験で,役立つかもしれません!
以上,主に医学生の方々向けのポイントをご紹介しました.
改訂ポイントのまとめはイヤーノート公式HPでも紹介していますので,
必要なときにいつでもチェックしてください!
(編集部A)