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ノーベル賞で話題の免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブなど)も掲載!『薬がみえる』好評販売中!

こんにちは、編集M.Kです。

 

10月1日、2018年のノーベル生理学・医学賞に京都大学特別教授の本庶佑先生が選ばれました。
本庶先生、誠におめでとうございます。

 

本庶先生が発見されたPD-1は、
T細胞表面に存在する免疫チェックポイント分子(過剰な免疫反応の抑制に関わる分子)の1つです。
免疫チェックポイント分子を標的とした免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ:オプジーボなど)は、
がん細胞増殖時に働いている免疫抑制機能を阻害し、
がん細胞への免疫応答を高めることで抗がん作用を示します。

 

2018年10月現在、免疫チェックポイント阻害薬は悪性黒色腫、非小細胞肺癌、腎細胞癌など
様々な悪性腫瘍に対して使用されており
今後も適応が拡大されていくものと期待されています。

 

一方で、免疫チェックポイント阻害薬には特有の免疫関連有害事象も報告されており、注意が必要です。

 

 

現在好評発売中の『薬がみえるvol.3』(p.418)では作用機序から副作用まで解説していますので、
これを機に勉強してみたい方は是非書店でお手に取ってみてくださいね。

 

▼『薬がみえるvol.3』の詳細はこちら
https://www.byomie.com/products/kusumie3/

(編集部M.K)

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