薬がみえるシリーズ
【新刊(改訂)】どこが変わった?本日発売『病気がみえる vol.4 呼吸器(第3版)』の改訂ポイント!
こんにちは,編集部 Y.Kです.
『病気がみえる vol.4 呼吸器 第3版』が本日発売です!
(地域により少々異なります)
本日は,この『病気がみえる vol.4 呼吸器 第3版』の改訂ポイントをご紹介します.
【改訂ポイント1】肺癌,COPD,喘息,肺炎などの代表的な呼吸器疾患を大幅アップデート!
前版 第2版の発行は2013年3月.それから5年9ヵ月ぶりの改訂です.
この間に発行された主な診療ガイドラインは以下の通りです.
- ●呼吸器感染症治療ガイドライン〈2014年〉
- ●結核診療ガイド〈2018年〉
- ●成人肺炎診療ガイドライン2017
- ●深在性真菌症の診断・治療ガイドライン2014
- ●喘息予防・管理ガイドライン2018
- ●ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017
- ●血管炎症候群の診療ガイドライン(2017年改訂版)〈2018年〉
- ●特発性間質性肺炎(IIPs)診断と治療の手引き〈2016年〉
- ●特発性肺線維症の治療ガイドライン2017
- ●COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018(第5版)
- ●喘息とCOPDのオーバーラップ(ACO)診断と治療の手引き2018
- ●肺癌診療ガイドライン2017年版
- ●臨床・病理 肺癌取扱い規約第8版〈2017年〉
- ●TNM分類(第8版)〈2018年〉
- ●肺高血圧症治療ガイドライン(2017年改訂版)〈2018年〉
- ●ARDS診療ガイドライン2016
- ●肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン〈2017年改訂版〉 など
…ご覧になりましたか,みなさん.
「呼吸器疾患」として挙がるものはほぼ網羅ですよ.
特に昨年から今年(2017〜2018年)にかけてのガイドライン発行は目まぐるしかったです…(クラクラ).
今回の改訂ではこれらの最新ガイドラインに基づき情報を更新しましたが,
- ●診療フローの変更(肺炎,肺線維症など)
- ●疾患分類・病期分類の変更(肺炎,肺真菌症,ARDSなど)
- ●治療薬の使い方の変更(肺炎,喘息,COPD,肺癌など)
- ●新薬・新しい治療法(インフルエンザ,喘息,肺癌など)
と,見逃せない更新内容ばかりです.
医学情報は正しさと新しさが命.
ボーっと見過ごしていると叱られますよ!
【改訂ポイント2】呼吸管理,呼吸リハビリテーションがさらに充実!
臨床現場で重要な呼吸管理,呼吸リハビリテーション.
みなさんは人工呼吸器にまつわるCPAP,CMV,PSV,PEEP,VCV,PCVなどの用語,説明できますか?
いざ臨床に出たとき,基礎知識があるのとないのとでは大きく差が出るところです.
今回の改訂ではそれぞれ増ページし,より詳しく,よりイメージしやすくなりました.
(クリックで画像を拡大できます)
【改訂ポイント3】スマホで呼吸音が聴ける!
オプショナルコンテンツとして,スマホで呼吸音が聴けるようになりました.
本書内に掲載しているQRコードをスマートフォンで読み取り
専用サイトにいくと,正常呼吸音,副雑音のサンプルを聴くことができます.
「身体診察」の章を読みながら合わせて聴くと,呼吸音の理解が深まります.
(クリックで画像を拡大できます)
『病気がみえる vol.4 呼吸器 第3版』,ぜひ,お手に取ってみてください!
(編集Y.K)