[4~6年向け]『レビューブック内科・外科』で「症候学5時間耐久レクチャー」@広島大です!

編集Mです.
10月に新バージョンが出てご好評いただいている,『レビューブック内科・外科』9版.
この巻末に,「鑑別!1st Impression」という新企画が掲載されています.

簡単にいえば,CBT対策・国試対策で役立ちながら,研修医になって必要になる鑑別診断の思考の土台作りにもなるというコンテンツです.

卒後臨床研修が必修化された現在の医学生は,多くの方が初期救急や当直を経験します.
でも国家試験スタイルで勉強してきただけの方は,例えば「腹痛」という主訴できた患者さんに対し,「見逃してはいけない疾患」「コモンな疾患」という軸で,系統をまたいで横断的に鑑別疾患を列挙したり,それに応じて的確に問診・診察をしたりするということはなかなかできない.

かといって,学内試験,CBT,実習,マッチング試験,卒試,国試と多忙な医学生が,試験対策とは遠い鑑別診断・症候学の勉強をするのはつらい…

だからこそ,基本は試験対策に便利なまとめ集・チェック集なんだけど,実は臨床的思考の土台づくりに役立つという「鑑別!1st Impression」が,今の医学生には受け入れやすいのではないかと僕は考えています.

「鑑別!1st Impression」の紹介はコチラ
その1 http://web-informa.com/books/20111020-2/
その2 http://web-informa.com/books/20111101/
その3 http://web-informa.com/books/20111104/

で,ここでニュースです!
2011年12月17日 10時から広島大で,
この「鑑別!1st Impression」をテキストにした症候学のデモ+レクチャーが開催されるそうです!

講師は,この「鑑別!1st Impression」をご監修いただいたY先生.

「最初に5分ほど,各症候についてデモをし,その後15分でその症候の診方のレクチャーをします.
例えば,頭痛の症候であれば,髄膜炎の診療風景を5分ほど見てもらい,その後15分で頭痛全般のレクチャーをする,という感じです.
20分1セットで,僕が限界になるまでやります(笑).」

だそうです! 5時間といっても途中参加OK,途中退出OKで無料,わきあいあいとした感じみたいですね.

詳細はコチラ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/soshinhp/syokogaku.html

●日時:2011年12月17日 土曜日 10時~15時 (開場:9時30分)
●場所:広島大学医学部霞キャンパス 第4講義室
●対象:医学生(4~6年生),初期研修医,若手医師
●参加費:無料(事前申し込み不要)

NHKの『ドクターG』みたいに,疾患を当てるような形式なのでしょうか,
優秀回答者には景品もあるとのこと!

しかも,先着20名に,『レビューブック内科・外科』贈呈だそうです!
驚きです.

監修の先生はとても教えることに熱心な,総合診療の若手のホープ.
学生の方は実感しにくいかもしれませんが,プロフェッショナルが,ボランティアで5時間も時間を割いて人に教えるって,本当に文字通り「有り難い」こと.

ここまで監修の先生が学生の方のためにしてくださるのですから,私たちもなにかできればと思い,景品に協力させていただきました.
メディックメディアからは,『イヤーノート』『診察と手技がみえる』『イヤーノートATLAS』などの景品を出しますよ.

『イヤーノートATLAS』は10冊も用意.今年から『イヤーノート ATLAS』が『イヤーノート』に同梱されたために,今年『イヤーノート ATLAS』が購入できなかった方は狙い目かも.

広島大の方はもちろん,他大の方もぜひぜひ参加してみてくださいね!!!

すでに『レビューブック内科・外科』をお持ちの方は,テキストとして使われるのでお持ちください.

気張らずに,「のぞいてみる」くらいの気持ちでも,広島観光に行くくらいの気持ちでもいいので,ぜひぜひご参加ください.
初期救急や総合診療に関心がある方,プライマリケア教育に力をいれている研修病院を目指したい方は,めったにないチャンスです.
関西の学生さんも,早起きすれば行けますよ~

(編集部M)

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