[新刊]『病気がみえるvol.3糖尿病・代謝・内分泌』3月8日発売!(2)
昨日発売された『vol.8腎・泌尿器』につづき,
本日,4年ぶりの改訂版が発行される
『病気がみえるvol.3 糖尿病・代謝・内分泌』!!
試し読みはこちら(PCからがオススメですよ).
http://www.byomie.com/products-3.html
前回は編集Mが糖尿病や脂質異常症の改訂ポイントを中心にお伝えしました.
しかし,この本の変更ポイントはそれだけではありませんよ!
何しろ,前版から48ページも増えていますから,
他にも様々な追加項目がございます.今回はそれらをじっくりとお伝えしましょう.
内分泌の改訂ポイントのご紹介の前に…まず前回
お伝えしきれなかった代謝分野について,
もう少しだけご紹介させて下さい!
実は今版では,前版でほんの数疾患しか掲載していなかった
『先天代謝異常』を,一章丸々とって解説しています.この分野は,国試などでしばしば問われることがあるため,「試験勉強のためにまとめ的な情報が欲しい!」,という人も多かったのではないでしょうか.
そこで,今回の改訂では,この分野を
ダイジェスト的にまとめてしまいました!
例えば前版では,申し訳程度しか掲載していなかった
『Wilson病』ですが,今版では正常と比較しやすい病態の図を加え,
丁寧に説明しております.
さらに,読者からの要望が多かった『糖原病』,
『ムコ多糖症』,『リピドーシス』,そして
『フェニルケトン尿症』『メープルシロップ尿症』などの
新生児マス・スクリーニング疾患などについても,
今版から新たにページを設けて解説しております.
個々のページに各疾患の情報がまとまっている一方で,
章全体としては『先天代謝異常』を体系的に
俯瞰できるような構成を目指しました.
そのため,調べ物用,通読しての学習用の
どちらにもご使用いただけるわけです.
あら,なんてお得!
■原発性アルドステロン症が刷新
さて,内分泌の改訂ポイントですが,こちらもバカにはできません.
なりつつある原発性アルドステロン症(PA).
機能確認に必要なカプトプリル試験,フロセミド—立位試験については,
生理食塩水負荷試験と比較しながら,一枚の図表で
こんな感じにまとめて解説しています.
他にも選択的副腎静脈サンプリングなど,
内分泌検査を少しでもわかりやすくするために,
図表の刷新に力を入れました!
変わっていないようで,いつの間にか何かと
変わっているのが内分泌という分野.
褐色細胞腫における「パラガングリオーマ」といった
新しめの概念も,このような図で
カンタンに理解できるようにしました.
他にも,前版までは慢性甲状腺炎(橋本病)の
一項目だった無痛性甲状腺炎が独立した項目になるなど,
その他の内分泌疾患のページも地味に…
いや確実に変貌を遂げております.
■2冊,いや10冊揃えるとさらにみえる!
2版をすでに持っている方も,まずはwebで試し読み,
そして書店で実際に手にとってみて,
違いを実感してみてくださいね.
『vol.8腎・泌尿器』を購入された方も
多いのではないでしょうか.
http://www.byomie.com/products-8.html
こちらも試し読みだけでクオリティの高さが伝わってきますね!もちろん改訂版『vol.3』との連携もバッチリです.
『病気がみえる』シリーズをよろしくお願いいたします!
(編集S)