第117回医師国家試験問題解説
【118回受験生向け】国試直前期にオススメ!「QuickCheck」で学んだ知識の最終確認を[国試体験記]
国試本番まであと4週間となりました。
今日お送りするのは、国試問題を1問1答形式にした「QuickCheck」で最後のチェックをしたという、先輩の国試体験記です。
ぜひご一読ください!
国試直前期にオススメ!
QuickCheck で学んだ知識の最終確認を
東京女子医科大学 Sさん
■ なんとなくで解けてしまう不安…
マッチング試験対策で国試5年分の問題の正解選択肢をほとんど覚えてしまっていた私は、なんとなくの知識でQBが解けるようになってしまっていました。
そのような状態では、模試等で同様の疾患を扱っていたとしても、新たな選択肢の組み合わせで自信をもって正解選択肢が選べず、成績がなかなか伸び悩み、国試本番への不安がどんどん募っていきました。
そんなとき、たまたま読んだINFORMAで「QuickCheck」(QC)の存在を知り、「残り時間も少ないが、私がやるべきことはこれだ!」と一念発起。
年末年始に4日間かけてQCの国試最新回5年分を全て解いたところ、直前模試や国試本番で自信をもって選択肢を選べるようになりました。
■ QuickCheckはどのような人に向いている?
「QuickCheck」はこんな人がやると効果的です。
・ひと通りの科目の勉強は終わっているものの、知識が定着しているか不安な人
・一般問題、公衆衛生など細かな知識を問われる問題が苦手な人 ←特にオススメ!
・模試などで正答率が高い問題も間違えてしまう人
・国試最新回5回分の外れ選択肢を含めた、周辺知識の学習が不十分な人
膨大な国家試験の範囲の中で、どんな優秀な学生でも得意不得意があります。
日々の学習を続けるだけではその範囲の膨大さから、自分の知識の抜けが顕在化しないまま直前期に至る私のような人も…
そんな人に、網羅的に自分の弱点を炙り出せるQCはとても有効なのです。
■ QuickCheckはこうやって使おう
使用時期:12月下旬〜正月にかけての4日間
(QC以外の勉強も同時に行なっていたため、少し所要時間は多め)
範囲:国試最新5年分全範囲(1周)
(2周目は公衆衛生の誤った問題のみ、移動等の隙間時間で行いました)
特に役立った分野:公衆衛生,マイナー
■ Ankiとの併用で知識の穴をなくす
私は、暗記量が得点に直結する公衆衛生、小児科、産婦人科領域のAnkiを毎日解くと決めていました。
QuickCheckを解く中で学習が足りていなかった上記の教科に関しては、新たにカードを作成し、国試当日もそのカードを見直していました。
QuickCheckの問題(左)とそれを基に作成したAnkiカード(右)
■ 最後に
117回の国家試験ではC問題での公衆衛生の難易度が高く、1日目終了後の多くの受験生の気分を落ち込ませました。
ただ、QuickCheckで外れ選択肢の習性をしっかり学んだ私は、「自分が間違ったならみんなも間違っている」と思えるまで確実に選択肢を絞ることができ、あまり落ち込まずに2日目をむかえることができました。
(結果として、2日間で一番得点率の高かったブロックとなりました!)
QuickCheckのような1問1答形式の学習は、優先順位が低くなりがちだと思います。
でも「ひと通りの勉強が終わってしまい、何をしたら良いかわからない。わかったつもりになっているのが不安。」という人は是非チャレンジしてみて下さい!
いかがでしたか?
勉強法を直前に変えるのは不安ですが、
スキマ時間も有効に使えるようになるメリットはかなり大きいですよね。
「QuickCheck」(β版)はQB医師国試 vol.1~7のシリアルナンバーをいずれか1つでもmediLinkアカウントに登録していればお使いいただけます!
※利用期限もQBオンライン医師国試版に準じます
ブラウザでも利用可能のコンテンツですので、ぜひ以下の画像を参考に使ってみていただけると幸いです!
国試本番までラストスパート…!
皆さん、体調を崩さない範囲でしっかり最後まで走り切りましょう!
応援しています!
(編集部 A.A)