
イヤーノート2026 内科・外科編
こんにちは.編集部Hです.
来る2025年3月7日,国家試験対策,内科系専門医試験対策の定番『イヤーノート内科・外科』の最新版(第35版)が発売されます!
「『イヤーノート』毎年出てるけど,何が変わってるの?」とお考えの方に向けて,
本日は『イヤーノート2026 内科・外科編』の改訂内容について詳細をお伝えします.購入をご検討いただく際の参考になれば幸いです.
イヤーノートとは…
・各科の主要疾患のエッセンスを一冊に凝縮した辞書的な存在.
・医師国試対策の三種の神器(Q-Assist,QB,イヤーノート)の一つ.
・最新情報を改定するため,毎年改訂.
そもそもイヤーノートってどう使うの?という方は,まずこちらの記事をご確認ください!
ここからは,最新版の改訂ポイントをご紹介いたします.
第118回医師国家試験から適用となった新出題基準ですが,『イヤーノート』はこの新しい出題基準である令和6年度版医師国家試験出題基準に準拠して改訂を行っております.
出題基準内に記載のあるレベル分類に基づき,イヤーノートの対象疾患にレベルマークを付与しており,国試でどこまで問われるのか一目でわかります.
また,必修分野の出題基準に掲載のある疾患には「必」マークを付与しているので,このマークを見つけたら,症状・診察所見・直ちに行うべき検査や治療など,必修で出題されやすいポイントに特に注意しておきましょう.
118回(2024年2月実施)までの医師国家試験の出題内容(内科・外科)を網羅しています.国家試験で出題された内容は青字にしており,直近3回分の国家試験(116〜118回)の箇所はさらに青字+青下線にしています.そのため,それぞれの疾患ページのうち「どこが国試で問われているのか」が一目でわかります!
毎年の国家試験の徹底分析・誌面への反映のほかにも,教育・臨床現場の先生方監修のもと,周辺情報や「今の医学生や研修医に知っておいてもらいたいこと」を毎年厳選して改訂しています.
これらの改訂こそが「『イヤーノート』は国家試験でできている」と言われる理由の一つです.数ある参考書や教科書の中でも,国家試験情報が毎年徹底的に反映されているのは『イヤーノート』だけといえます.
青字箇所のうち,99回以前の国試でしか出題履歴がなかったものを黒字に戻しました.近年の国試で出題された青字だけが残ったことで,近年の出題傾向や重要事項をより掴みやすい誌面へとアップデートされました.
専門医監修のもと,最新のガイドラインや治療薬情報に沿って改訂しているので,検査や治療も最新の情報を確認できます!
具体的には,各疾患について,各学会や厚生労働省などから発行されている最新の疾患情報・ガイドラインなどをもとに,診断基準や治療法・治療薬を更新しています.
今回の改訂では,『糖尿病診療ガイドライン2024』『熱中症診療ガイドライン2024』などを含む,203冊のガイドラインを参照して更新作業を行いました.
その他にも,
・近年の医師国試で出題されている「徐脈性心房細動」の項目を新設.(C章/循環器)
・透析療法の現況を更新.(E章/腎・泌尿器)
・免疫チェックポイント阻害薬についての項目を新設.(F章/免疫・膠原病)
・「初期診療」「一次救命処置(BLS)」「二次救命処置(ALS)」を大改訂.構成を見直し、これまでより臨床に即した情報に更新.(L章/救急)
など多数の更新を行っております.また,疫学情報についても毎年全体的に更新しております.全章の改訂内容については,HPにて詳細ご紹介しておりますので,是非こちらからご確認ください.
これまでの内科専門医試験の出題情報について,受験生にヒアリングを実施.そのヒアリングを元に出題箇所には「内」マークをつけています.
医師国家試験対策で使い慣れた『イヤーノート』で,第5回内科専門医資格認定試験の対策はいかがでしょうか.
無料付録「内科系専門医試験Quick Check」は,内科専門医資格認定試験・総合内科専門医資格認定試験対策のための一問一答集です.
内科専門医資格認定試験で問われた知識(一般問題、臨床問題の中の「診断さえつけば知識だけで解ける問題」)を一問一答にして収録!
2024年実施の内科専門医資格認定試験の出題情報も徹底的に反映してアップデートを行なっております.
※更新は2025年4月頃を予定しております.
書籍版『イヤーノート2026内科・外科編』のご購入はこちらから!