[6年生向け]『RB必修・禁忌』改訂第2版 10月5日発売! 必修特集 第4回:『RB必修・禁忌で最後の最後の総仕上げ!』

みなさんこんにちは.
『RB必修・禁忌』担当のS水です.
今回は必修特集の第4回
『RB必修・禁忌で最後の最後の総仕上げ!』をお送りいたします!

前回から少し間が空いてしまったので,これまでの必修対策の記事をおさらいすると,
必修問題には,
1.合格基準は絶対基準で8割
2.普段あまり勉強しないテーマの出題
3.独特の出題傾向
という特徴がありました.

そして2.普段あまり勉強しないテーマの出題3.独特の出題傾向 への対策として
『クエスチョン・バンク extra必修』で問題演習を繰り返すことで,
“必修脳を鍛える”ことが重要だとお伝えしてきました.

必修対策のバックナンバーはこちら
★第1回:必修問題って何?
http://web-informa.com/books/20120911-2/
★第2回:『必修落ち』3つの理由
http://web-informa.com/books/20120913/
★第3回:『QB必修2013』の特徴と使い方
http://web-informa.com/books/20120919/

さて,今回の記事では,
必修対策に役立つもう一つの書籍
『医師国家試験のためのレビューブック 必修・禁忌』についてお話しします.

(クリックして画像を拡大)

 

明日10月5日に発売されるこの『医師国家試験のためのレビューブック 必修・禁忌』改訂第2版は「必修の出題範囲を把握する」ために最適なものです.

必修対策において,前述の“必修脳を鍛える”ことは最重要ポイントです.
ですが,ただ闇雲に『QB必修』を解くだけでは,「必修の出題範囲」や「必修で出題されるポイント」を要領よく掴むことはできません.
そこで,出題範囲をつかんで要領よく対策し,国試の直前まで確認ができる本書が皆さんの役に立つはずです.

この本の大きな特徴として
1.必修の出題範囲を1冊に凝縮
2.過去に出題された内容や必修の出題ポイントが一目でわかる!!
3.今まで“対策が難しかった”科目まで勉強できる!
4.赤シートで隠して確認できる!

という4つがあります.

1.必修の出題範囲を1冊に凝縮
『RB必修・禁忌』は,厚労省が発表している必修項目の出題範囲(ガイドライン)の項目を1冊ですべてカバーするという方針で作られています.この本を通読することで,「必修で問われる内容の全体像」を掴むことができるのです.
もちろん,今春に発表となった「平成25年版国試ガイドライン」で出題基準に新しく追加された「遺伝子関連検査」や「放射線治療」などの項目も,今回の改訂ですべて網羅しています.

2.過去に出題された内容や必修の出題ポイントが一目でわかる!!
そして,ただ網羅的にまとめているだけの本なのかといえば,それだけではありません.この本は過去に出題された必修問題すべてを徹底的に分析したうえで,必修で問われやすい内容に特化して編集されています.
また実際に「必修で問われた内容」に対しては,国試番号を付記しています.
試しに大腸癌の頁をみてください!

RB必修・禁忌 p.314

(クリックして画像を拡大)

このように過去に出題された内容が一目でわかるため,「必修の傾向とポイント」がみえてくるんです!

残念ながら必修で不合格となってしまったある受験生からは,
「必修ガイドラインに載っているからといって,1つ1つの疾患を詳しく勉強しすぎました.
そのせいで絶対におさえておかないといけない知識が抜けていたんです…」
という声をたまに聞きます.

例えば必修ガイドラインに掲載されている“胃癌”“膀胱癌”“子宮体癌”などの悪性腫瘍,
必修でのポイントはなんでしょうか?
病理所見?ステージ分類?
はたまた手術,放射線療法などの治療方針?
確かに病理所見やステージ分類,治療方針は臨床問題において非常に重要です.
しかしながら,実際に必修でテーマになったのは,
胃癌のリスク→タバコ
  無症候性血尿→膀胱鏡検査
  不正性器出血→「子宮体癌の検査をしましょう」

などなど,リスク要因や,早期発見のための初発症状でした.
つまり,必修における悪性腫瘍のポイントは“あくまでプライマリ”だったんですよね.
その他にも,『RB必修・禁忌』の誌面をみることで,
“心不全では検査,治療,合併症まで幅広く問われる”,
  “骨粗鬆症の治療では生活指導しか問われたことがない”

といった必修の出題傾向がみえてくるはずです!
この必修独特の出題傾向を踏まえて、今回の第2版には新しい工夫がされているのですが,
こちらは次回のメルマガで詳しく説明しますね.

3.今まで“対策が難しかった”科目まで勉強できる!
第2回の必修特集で「必修落ち」の3大原因についてお伝えしましたが,
その1つに“普段あまり勉強しないテーマからの出題”がありました.

例えば,クリニカルインディケーター,PDCAなどの問題は,
言葉の定義を知らなくては手も足もでません.
また,診療録の書き方,心音,呼吸音,CVカテの合併症など,
現場で身に付けるテーマからも幅広く出題されるため,
実習から遠ざかっている受験生にとっては,非常に対策がしにくい分野といえます.

『RB必修・禁忌』は必修ガイドラインを全網羅しているため,
こういった“今まで対策しにくかった”テーマも1冊で勉強することができるんです.
つまり,国試定番の「消化器」や「循環器」などの主要疾患・症候群だけでなく,受験生が苦手とするテーマ「法医学」,「医療面接」,「診察・手技」,「小児の発達」など,必修ガイドラインに掲載されている項目が1冊ですべて勉強できるんです!

4.赤シートで隠せる!
過去に問われた内容だけでなく,今後問われうる重要事項が赤字になっており,本書に付いてくる「赤シート」で赤字が隠せます!
これによってインプットとアウトプットが同時にでき,
最後の最後の総整理になること間違いなしです.
特に,なかなか覚えにくい法律関係や小児の発達などは赤シートを使って,
効率よく頭に入れておきたいところです.
ぜひ国試会場まで持って行って,赤シートで最終確認をしてみてください.
試験直前まで,“必修の点数を1点でも多く伸ばす”ことができるはずです!

他にも,必修項目やそれ以外の禁忌についてまとめた巻末の「禁忌注意報」や,近年問われるようになった医学英語が対策できる単語帳『DOC-tan』など必修対策に役立つコンテンツが盛りだくさんの『レビューブック必修・禁忌』は明日10月5日金曜日に発売です.
直前の対策書籍として,非常に心強い仲間だと思いませんか?
興味をもたれた方は,ぜひぜひ書店で手にしてご覧ください!

このへんで必修特集の第4回をおしまいにします.
次回は最終回,『レビューブック必修・禁忌』第2版の改訂ポイントについてお送りしたいと思います.ではまた来週!!

(編集部 S水)

 

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