[新6年生向け]【国試体験記】模試はこう使え!国試合格のための模試戦略
こんにちは,メディックメディア編集部のYです.
6年生の皆さんは,4月の新学期開始から少し経った頃でしょうか.
新しい実習病院,もしくは新しい科を回り始めて,国試対策なんてまだまだ先……と思いがちな今だからこそ,自分の今の立ち位置をさっくり確認できる「模試の受験」に取り組んでみてはいかがでしょうか.
今日は皆さんの先輩による,模試の選び方・受け方についての実例と提案を紹介します.
模試はこう使え!国試合格のための模試戦略
昭和医科大学 Iさん
国試対策として模試をどう受けるべきか
医師国家試験対策を進める中で,「模試はどれを受けるべきか」「何回くらい受験するべきなのか」と悩む人は多いと思います.ここでは,私自身の経験を踏まえて,模試との付き合い方についてまとめます.
どの模試を受けるべきか
出題の特色も受験時期もさまざまにある複数の模試の中で,どの模試を受けるかについては,それぞれの模試の特長を知ったうえで,自分自身の特性に合わせて選択することをおすすめします.
私の大学では,他社の春模試とすべてのメディックメディア模試が必須受験でした.同級生の中には,それに加えて年間3回ほど別の模試を申し込んでいる人もいましたが,結果的に私はそれ以外の模試は受験しませんでした.
年間で何回模試を受けるべきかは,個々の学習状況によって異なるため一概には言えません.私の場合,模試を選ぶ際には本番の国試にどれだけ近いかという点を重視するべきだと考えました.その点で,メディックメディアの模試は本番の難易度に比較的近く,近年の国試の傾向をよく反映した問題が多いと感じました.
一方で,他社の模試の中には,本番よりも難易度が極端に高かったり,マイナーな疾患ばかりが題材になっていたりするものも見受けられます.
もちろん,そうした模試にも一定の価値はありますが,恩恵を受けやすいのは学年上位30%程度の実力を持つ人ではないかと思います.それ以外の人にとっては,復習の負担が大きく,結果的にオーバーワークになってしまう可能性があります.
また,成績上位者の中でも,心配性の人は注意が必要です.難易度の高い模試を直前期に受験すると,必要以上に点数が伸びず,メンタルを崩してしまうことがあります.直前期は精神的な安定も非常に重要です.
2026年度はメディックメディアの模試が無償化される予定と聞いたので,「国試に近い難易度」という特長に魅力を感じる人は,ぜひ受験することをおすすめします.
(メディックメディア編集部より:2026年度メディックメディア医師国試模試・医師国試プレ模試の特別提供に関するお知らせはこちらをご参照下さい)

模試は「本番の練習」として受ける
模試を受けるとき,私が一番意識していたのは「本番と同じ環境で受けること」でした.
最近はオンライン受験や後日受験ができる模試も増えています.しかし私は,できる限り当日の会場でマークシート受験をするようにしていました.
理由はシンプルで,本番に近い状況で試験を受ける経験が何より重要だと思ったからです.
実際,会場で模試を受けると,自宅では感じない独特の緊張感があります.周囲の受験生が真剣な表情で問題を解いている中で試験を受けると,自然と集中力も高まります.
また,体調が万全でない状況でも試験を受ける経験は,意外と大きな意味を持つと思います.本番当日に体調が完璧とは限らないからです.
実は私は,ある模試を39℃の発熱と腹部症状がある状態で受験したことがあります.正直,会場に向かうかどうかかなり迷いました.しかし「本番でも同じ状況になる可能性はある」と思い,とりあえず会場に向かいました.結果は平均点を少し超える程度でしたが,この経験は自分にとって大きな意味を持ちました.
「体調が悪くても,このくらいは取れる」
そう思えたことで,直前期の不安がかなり軽くなったからです.
(メディックメディア編集部より:とてもためになる体験記ですが,無理しすぎの重症化と感染まん延の予防には,皆さんくれぐれもお気をつけ下さい……!)
受験中に意識していたこと
模試を受験する際に私が意識していたのは,解く順番の研究,それから受験後での見直しの徹底です.
国試では計算問題が最後の方に配置されていることが多く,私は後ろ側の計算問題から解き始めるようにしていました.計算問題は時間がかかることが多いため,先に処理しておくことで時間配分が安定するからです.
もちろん,この方法がすべての人に合うわけではありません.大事なのは,模試は単に実力を測る場ではなく,自分に合った解き方を試す場でもあるということだと思います.漫然と受験するのではなく,解く順番や時間配分などを試行錯誤して,自分なりの戦略を見つけていくことが大切です.
また,受験後の見直しは必ず行うようにしていました.特に,比較的スムーズに解けた模試ほど丁寧に見直すことを意識していました.正解した問題でも,外れ選択肢を含めてすべての選択肢を吟味することで,理解を深め,国試本番で異なるパターンで出題された場合にも対応できるようになる力がつくからです.

受験後の復習方法
また,医師国家試験は合格率が約9割の試験です.そのため,多くの受験生が解ける問題を確実に取ることも,合格への近道になります.私は「みんなが取る問題を取りこぼさない」ということを常に意識していました.
模試の復習では,時間に余裕がある人や基礎力が十分な人を除いて,Aブロックから順番にすべて解き直す必要はないと思います.特に直前期には,複数の模試を連日で受験することもあり,すべてを丁寧に復習するのは現実的ではありません.
そのため,まずは正答率が高いにもかかわらず自分が間違えた問題から復習するようにしていました.他の受験生が取れているのに自分が落としている問題を重点的に見直し,取りこぼしを減らしていくことが,得点を安定させるうえで非常に重要だと思ったからです.
メディックメディア模試のサイトでも,フィルタ機能を使って,自分が間違えた問題(×)かつ正答率が高い問題(70%以上,80%以上など)を検索することで,該当する問題を素早く一覧にして復習することができます.さらに科目で絞るなど,自分に合った復習方法をぜひ活用してください.

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受験推奨期間は2026年4月30日まで.
ぜひ受験していただき,国試対策の波に乗っていきましょう!

