薬がみえるシリーズ
こんにちは。編集部Kです。
薬の作用機序は多岐にわたり、一つ一つ覚えるとなると大変ですよね。
今回は、丸暗記から脱却して薬の作用機序を理解した先輩の勉強法を伺いました。
ぜひ参考にしてみてください!
S大学 R.Sさん
薬を勉強するにあたっては、1つの疾患に用いる薬を丸暗記するのではなく、それぞれの薬の作用機序を理解し、各疾患の病態と結びつけることを意識していました。
例えば、食道疾患を勉強する中で、Ca拮抗薬と亜硝酸薬が胃食道逆流症の原因として登場した際は、これらの薬の作用を調べて勉強した上で、以下のように考えました。
例:胃食道逆流症の原因であるCa拮抗薬、亜硝酸薬

また、1つの問題から派生させて考えることも意識して勉強していました。
例えば、アルツハイマー型認知症の問題でドネペジルが出てきたら、以下のように、薬の作用機序、同じ作用を持つ薬、その薬が使われる疾患などを調べながら、点と点をつないでいきました。
例:アルツハイマー型認知症治療薬のドネペジル

このようなことを、mediLinkやQ-Assistのテキストを検索しつつ考え、自分なりにノートにまとめていきました。
産科など、一部の科目・分野は「Q-Assist」のテキストや「病気がみえる」などに薬がまとまっているので、有効活用すると良いと思います。
例:「Q-Assist」産婦人科 メインテキスト 10章 p.37

国試では次のような知識もよく求められます。これらも意識しながら勉強しました。
同じ薬でも、その投与方法を間違えないように気をつける必要があります。
例:アドレナリン
アナフィラキシー → 筋注
心停止 → 静注
例:ステロイド
掌蹠膿疱症 → 外用
壊疽性膿皮症 → 内服
このように紛らわしいところは過去問でも引っ掛け選択肢になっているので、何度も間違えるときは自分でまとめておくと便利だと思います。
疾患によっては治療薬を羅列できるだけでなく、各治療薬を用いる順番を覚えておく必要があります。このようなものはフローチャートなどを確認しておくと安心です。
例:発作性上室頻拍(QB医師国試 119D69 基本事項より)

免疫チェックポイント阻害薬、SGLT2阻害薬などの新傾向の薬については、過去問3~5年分を深く掘り下げることで知識を補っていました。問題文や選択肢に知らない薬が出てきたときは調べ、またQBの解説・基本事項もよく読むようにしていました。
まずはベースとなる知識として、おおまかに各疾患とその治療薬を学んでいきました。
夏までに学んだことをベースとして、薬に限らず、派生させる勉強法を意識し、問題演習を深くこなしていきました。
忘れていたものがあれば、派生させながら考えたことを自分用のノートに貼って見返せるようにしていました。
直前期には特に盛永先生のCCC講座「薬のまとめ」を活用していました。
疾患→薬ではなく、薬→疾患、つまり1つの薬がどの疾患に対応しているかを、科目を超えてチェックできる点がオススメです。
特に治療薬を選ばせる問題では、間違い選択肢を自信を持って切れるようになりました。
同じくCCC講座「抗菌薬」は、国試に出てくる抗菌薬が1ページにまとまっているため、かなり使いやすかったです。抗菌薬は、感染症だけでなく呼吸器、泌尿器など様々な科目で出てくるので、このように1つにまとまったものをベースに勉強するのが良いと思います。
知識を派生させながら勉強することで、効率よく頭に定着させることができますし、引っ掛け問題にも対応しやすくなります。
1つの薬がどの疾患に対応しているかを横断的に学ぶ際には、CCC講座「薬のまとめ」の他、「薬がみえる」シリーズもオススメですよ!ぜひチェックしてみてください。
▼CCC講座を含む「Q-Assist プラス set」についてはこちら!
▼「薬がみえる」についてはこちら!