[6年生向け]国試体験記残された時間をフルに使おう!直前期の勉強法(その3)(O大学 Hさん)

編集Aです.
『国試体験記~直前期編~』の第4回です.
今日は,O大学 K.Hさんの「直前期の勉強法」をご紹介します.

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残された時間をフルに使おう!直前期の勉強法
(O大学 K.Hさん)

国試までに残された時間をできるだけフルに活用するため,
12月以降は『QB必修』『公衆衛生』『回数別』を優先的に行いました.
その具体的な勉強法を紹介したいと思います.

 

◆直前期の2つの軸:必修と公衆衛生

毎年不合格受験生の多くは必修がネックになるそうです.
『QB必修』は精神的にもトランキライザーとなるので,
とにかく早めに一度通しておきましょう
僕の場合は12月から国試までに3回ほど通しました.

公衆衛生は,12月の時点ではまだほとんど対策がとれていませんでしたが,
国試には毎年50問以上が出題されていますし,
合格者と不合格者において得点差がみられるところなので,
しっかり対策を講じることで強力な得点源になります.

 

◆12月:必修と公衆衛生を軸に『QB』を進める

上記2つを基軸にしながら,
『QB』のメジャー・マイナー・産婦・小児科に時間を割いて
もう一度見直しました.
(今まで間違った問題を中心に復習しました)

 

◆1月:必修と公衆衛生を軸に『回数別』を進める

卒試が終わった頃に国試までの計画を立てたのですが
予定通りにこなせずに1月を迎えました(笑)
周りの友人も同様でした(笑)

そこで1月は,12月に終わらなかった科目の復習と,
12月以降進めてきた『QB必修』と『QB公衆衛生』を繰り返しました.
そして僕の場合は『回数別』を5年分解きました.
個人的には5年分解くことをオススメします(多くても5年で大丈夫です).

それと,とりあえず試験慣れするために
予備校の模試を受験しました(結構お高いので泣きたいですが(T_T)).
模試の復習ももちろん行いましたが,
あまり時間を取られ過ぎないように意識しました.

 

◆2月:おもいきって『回数別』を解くのみ

ここからは「バッサリ切り捨て大作戦」です.
「んなことできるわけねーじゃん?」と思ってるそこの貴方,
焦る気持ちは抑えて,『回数別』の問題をとにかく繰り返しましょう.
とにかく解いて解いて解きまくりました.
慣れること=感覚をつかむことが大事だと思ったからです.

 

◆国試前日

前日は予備校の直前講習に参加するもよし,瞑想するもよし,
とにかく自分を信じるように心がけました.
(もうじたばたしてもしょうがない)
夜は早めに休みました.
眠れなくても横になっているだけで体力は回復しますし,
頭もスッキリします.

 

◆国試当日

3日間は長丁場です.
とにかく気持ちを落ち着けて,試験に臨むようにしました.
僕は自作のノート(まとめ)を持ち込みましたが,なんでもいいので
気持ちのよりどころとなるアイテムを手元において,
休み時間の合間に復習するのがよいと思います.
周りに仲間がいれば,軽く話して(周りに邪魔にならないように)
気持ちを落ち着けるのも良いです.
何気ない会話が次のブロックに役に立つこともあります.

106回国試では,FE尿酸の計算が出題されたのですが,
実は直前まで友人とFENaの計算式について
チェックしたばかりだったんです…!
こういう偶然は良く起こるみたいですよ.

最後まで自分を信じて,頑張ってください.

(O大学 K.H)

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