[4・5・6年生向け]国試体験記「先発」レビューブック,「抑え」レビューブック(N大学 Tさん)

こんにちは,編集Aです.
あけましておめでとうございます!
昨年もこの「WEB INFORMA」を多くの方に読んでいただき,
ありがとうございました.
今年も国試受験生の皆さんに
有用な情報をご提供できるよう努めてまいりますので
どうぞよろしくお願いします!

さて,12月より『国試体験記~直前期編~』をご紹介しています.
今日は,N大学 Y.Tさんの国試体験記です.
レビューブック」を活用した体験を話してくれました.
国試直前の受験生だけでなく,
CBTを控えた4年生これから国試を意識する5年生にも
ぜひ目を通していただきたい内容になっています.

◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇

「先発」レビューブック,「抑え」レビューブック
(N大学 Y.Tさん)

先輩から聞いていた国家試験対策の参考書といえば『イヤーノート』で,
『レビューブック 』はその影に隠れていました.

でも,国試を終えて振り返ってみると,『レビューブック』は
影に隠れているどころか,
国試対策の「先発」と「抑え」として
重要な役割を担ってくれたのかなと思います.

◆4年生:CBT対策

必要最小限の内容が詰まっている『レビューブック』は,
臨床医学を初めて学ぶ4年生にはもってこいの書籍だと思います.
初めて聞く単語は一通りのっていて,
CBTを勉強するには十分対応していました.

僕はレビューブックシリーズは4冊すべて持っているのですが,
なかでも『レビューブック 内科・外科』は,
内科・外科が1冊で網羅されているため使い勝手が非常に良く,
いつもどうしても荷物が多くなる僕にとっては心強い味方でした.

◆5年生:臨床実習

5年生になって臨床実習が始まると,
参考書のアイテムに『イヤーノート』が加わりました.
自分の中では,ロッカーの中に『イヤーノート』を置いておき,
持ち運びには『レビューブック 内科・外科』を利用する,
といった位置づけで,この2つを使用するようになりました.

しかし,実習が始まって時期がすぎるにしたがって,
レポートを書くために,国家試験レベル以上の知識を求められることも多く
『レビューブック』から遠ざかることも多々ありました.
後輩にあげてしまおうかなと思ったこともありました.

◆6年生:国試直前

しかし,国家試験勉強にアクセルがかかり始めた6年生の矢先.
結局僕は『レビューブック』の良さを再発見して,
国家試験当日まで重宝し,
国試当日のカバンの中には『レビューブック』がありました.

その理由は主に二つあります.

一つは,国家試験の会場に持ち込めるコンパクトさであること.
先輩からは,会場に持っていける参考書の量には限りがあると聞いていました.
マイナー,公衆衛生,その他のテキストを考えると,
膨大な量の内科と外科が詰まっているのに
『レビューブック』くらいコンパクトであってくれると
非常に助かります.

それに,『レビューブック』には
書き込みのスペースが多く用意されているので,
国試勉強で自分の穴となっているところだけを書き込んで
会場に持って行くことができました.

実際,気になった『Dr.Kのスーパーフレーズ』の語呂合わせや
予備校の授業で出てきた図を書き込んで持って行きました.

もう一つは,まさに最低限の知識が織り込まれているということです.
国試を受けるころにはだいたいの知識が頭に入っています.
ですが,ご存知の通りの情報量の多さですから,
ある疾患のちょっとした所見や検査値,特徴などを忘れてしまうことも多々あるわけです.
そんなとき,そこだけ知りたい!という,
痒い所に手が届くような存在が『レビューブック』でした.

 

『レビューブック』は,国家試験までの長い学生生活の「先発」として活躍するだけでなく,
国家試験に迫れば迫るほど「抑え」としても新たな使い方で重宝するということを実感しました.

もし,「これから知らない知識が増えてきて不安」という人がいたら,
最低限必要な知識を習得しやすいレビューブックが「先発」としてオススメです.

そして,「イヤーノートを買ったから必要ない」という人がいたら,
最後の詰めに向かって勉強する時に,的を絞って知識を整理しやすいレビューブックが
「抑え」としてもオススメです.

(N大学 Y.T)

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