『病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌』補足情報をアップしました.

編集Mです。
今日は『病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌』情報更新についての
ちょっとしたお知らせです。

みなさん、2013 年6月1日付けで、
日本糖尿病学会による新たな血糖コントロール目標の運用が開始されたのは御存知ですか?

主な変更点は下記の通り.

★旧ガイドラインでは、HbA1c、空腹時血糖値、食後2 時間血糖値のそれぞれに対して
評価基準が設定されていたが、
新ガイドラインではHbA1cに一本化された

★優、良、可(不十分/不良)、不可という5 段階評価が誤解を招きやすいため廃止になり、
個々の患者の状況を考慮して、3種類の目標値から
1つを選択する形式になった

 

『病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌』3版は
2012年3月の発行、つまり上記の変更の前に発行されているため、
本書の記載は、変更前の古い情報になります。

このため、補足として「最新のコントロール目標」についての補足解説を
病気がみえるホームページにアップしました
印刷して、お手持ちの『病気がみえる vol.3』にはさんでお使いくださいね!
http://www.byomie.com/pdf/vol3_3rd_blood-sugar_contro.pdf

 

さらにもう一つオマケです。
『病気がみえる vol.3』3版の発行後に変わった情報としては
2012年7月の動脈硬化性疾患予防ガイドラインの改訂があります。

『病気がみえる vol.3』3版は2012年3月に発売されたのですが、
同年2月に発表された「概要」を印刷直前に緊急で反映しました。
そのため、スクリーニングの基準や 管理目標の設定方法など、
多くのポイントをガイドラインの発表前でありながら、誌面に反映することができました。

しかし、実際の管理目標の設定に必要な
「冠動脈疾患絶対リスク評価チャート」に関しては、
正式な発表前に掲載するリスクが高すぎたため、掲載を見送りました。

今回、糖尿病の管理目標値の改訂にあわせて、
この「冠動脈疾患絶対リスク評価チャート」についても
補足版を作成しました。
あわせて、『病気がみえる vol.3』に挟んでご利用下さいませ。
http://www.byomie.com/pdf/vol3_3rd_coronary-disease.pdf

 

『病気がみえる』ホームページでは
たま~に、このような書籍発行後の大きな変更点に対し、
フォローアップ原稿をアップしています。
気が向いた時にのぞいてみてくださいね。
http://www.byomie.com/

(編集部M)

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