[6年生向け]センパイに学ぶ必修対策『QB必修』を年内に1周,直前に1周!
こんにちは,編集部のA.Mです.
2013年も終わりに近づき,早いもので国試まで残り3ヶ月を切りました.
受験生の皆さんは追い込みの時期に入っているでしょうか.
無理をしすぎて体調を崩したりしないように,
睡眠時間はしっかりと確保しましょう(寝過ぎも禁物ですよ!).
さて,6年生のこの時期に始めたいのが「必修対策」です.
そこで「必修対策」について,2回に分けてメルマガをお送りしたいと思います.
第1回のテーマはこちら!
「『QB必修』を年内に1周,直前に1周!」
必修問題は,一般・臨床問題に比べて簡単というイメージがあるため,
対策が手薄になりがち.
でも必修問題の難しさに早めに気付いて,対策を始めることが大事なんです.
実際に先輩たちはいつから対策を始めて,どれくらい勉強したのでしょうか.
107回国試を受験したメディックメディアの学生モニターさんたちに
アンケートをとったので,その結果をみてみましょう.
まずは必修対策を始めた時期を聞いてみました.
[必修対策を始めた時期は?]
7割の方が年内に必修対策を始めていますね.
次に必修対策に使用した『クエスチョン・バンク必修(以下QB必修)』を,
国試本番までに何周解いたか聞いてみました.
[『QB必修』は何周解いた?]
6割の方が『QB必修』を2周以上解いていました.
どうやら年内に必修対策を始めて,『QB必修』を2周以上解いた方が多いようです.
どうして年内から対策を始める必要があったのかというと,
それは先輩たちが必修問題は簡単だからと侮らずに,
きちんと対策する必要があると認識していたからなんです.
では,必修問題はどこが難しいのでしょうか?
こちらもアンケートを行いました.
[必修で難しいと感じること]
必修が難しいと感じる点,上位3つは次の通りでした.
1. 絶対基準が8割
2. 必修独特の問い方
3. 必修特有の出題範囲
1つずつ詳しくみていきましょう.
1.絶対基準が8割
一般・臨床問題の合格基準は難易度によって変動しますが,
必修問題は難易度にかかわらず,8割の絶対基準!
つまり,8割を下回ればそこで不合格が決定してしまうんです!
2.必修独特の問い方
必修問題ではクセの強い問題があります.
どういうことかというと,
「まず初めに行うのは?」「現時点で行うのは?」「次に必要なのは?」
といった問われ方をされることがあるんです.
検査や治療などの優先順位は臨床では常識であっても,学生にとってはピンと来ないものが多く,
正解選択肢が複数あるように思え,深読みをして間違えてしまう方もいます.
3.必修特有の出題範囲
必修問題には一般・臨床問題のガイドラインとは別のガイドラインがあり,
その中には医療面接,終末期ケア,診察や手技,一般教養などの項目が含まれます.
これらの項目は,今まであまり勉強に時間を費やしてこなかったり,
座学だけでは勉強しづらいため,受験生を悩ませます.
以上のような理由から,毎年少なくない数の受験生が必修落ちで涙をのんでいます.
(107回国試では,不合格者のうち42.4%の人が必修問題の合格ラインに届きませんでした.)
詳しくは,過去の記事を読んでみてください.
第1回「必修問題って何?」
http://web-informa.com/books/20130829/
第2回「実は奥が深い必修問題」
http://web-informa.com/books/20130903/
必修問題の難しいポイントを克服するためには,
「必修問題に慣れる=必修脳を鍛える」ことが重要です.
そのために必要なのは,「必修問題だけを集中して解く時期を作る」こと.
メディックメディアでは,年内から必修対策を始めることをオススメします!
★必修対策は『QB必修』を年内に1周,直前に1周する!★
年明けに必修対策を始めようと思っていても,
他にもやることがたくさんあったりして焦ってしまうかもしれないため,
まずは年内に『QB必修』を1周して必修の傾向を掴んでおきましょう!
次回のメルマガでは,必修対策にオススメの『QB必修』の使い方やポイントをご紹介します.
お楽しみに!
(編集部A.M)