[4~6年生向け]『レビューブック マイナー』(第6版)発売中!第2回:『レビューブック マイナー』でコスパの良いマイナー対策を!
こんにちは,編集M.Kです.
10月1日に発売されました『レビューブック マイナー』(第6版),
もうお手に取っていただけましたでしょうか?
https://informa.medilink-study.com/wordpress/book/rb_minor.html
(価格などの情報はこちら)
前回は,『レビューブック マイナー』の特徴と改訂ポイントを
簡単にお話しました.
http://web-informa.com/books/20141001-2/
(バックナンバーはこちらです)
今回は,『レビューブック マイナー』を使った
マイナー対策についてお話します.
内科・外科と比べると国試に出題される割合が低いマイナー科目ですが,
実は,少ない勉強量で得点が伸ばせる,
コストパフォーマンスの良い分野なのですよ!
◆マイナー科目はコストパフォーマンス良好!
眼科,耳鼻咽喉科,整形外科,精神科,皮膚科,泌尿器科,放射線科の
マイナー7科目は,毎年国試の出題割合の約2割を占めています.
対して,内科・外科は約5割.
この数字だけを見ると,出題割合の低いマイナー科目を
対策するのはあまり効率的でないように思えてしまいます.
ですが,マイナー科目は出題される問題数に対して,
出題される疾患が少ないという特徴があります.
そのため,精神科であれば,うつ病,認知症,統合失調症などの
定番の疾患が繰り返し出題されやすいのです.
しかも,内科・外科と比べると,
ひねりの少ない問題が多いという特徴もあります.
つまり,定番の疾患に絞って
症状や検査,治療といったポイントを的確に押さえれば,
確実に得点を伸ばせる,とてもお得な分野なのです.
◆メシュランを活用して効率よく対策!
そんな,おいしい得点源であるマイナー分野ですが,
“定番の疾患に絞るって,具体的にどうすればいいの?”
という方もいらっしゃるのではないでしょうか.
そんな時に役に立つのが,メディックメディア編集部が
毎年発表している『メシュラン』です.
http://web-informa.com/benkyo/20140930-3/
(『メシュラン』の詳細や活用法はこちらのバックナンバーを
ご覧ください)
『メシュラン』に掲載されている項目の内,
『★付き項目』が,出題頻度の高い,
国試合格のために最低限勉強すべき項目です.
この『★付き項目』が,“定番の疾患”といえます.
超頻出の三ツ星疾患(★★★)から勉強していき,
時間がないときは,星の数が少ない疾患から捨てるのも良いでしょう.
『メシュラン』は,『クエスチョン・バンク』にも掲載されています.
『レビューブック マイナー』は知識のインプット,
『クエスチョン・バンク』はアウトプット,
というように上手く使い分けてマイナー対策をしていきましょう!
◆マイナー科目のコスパの良さ,数値にも現れています!
ここで,『メシュラン』から算出したデータを見てみましょう.
マイナー科目と,メジャー科目の代表として『心臓・脈管疾患』を
調べてみました.
マイナー科目の『★付き項目』は各科目25~35項目,
超頻出の『三ツ星疾患』は10項目もありません.
つまり,合格圏内に入るために必要な項目は,
メジャー科目よりもずっと少ないのです.
ちなみに,マイナー科目の三ツ星疾患は以下の通りです.
過去問を解いている方にはお馴染みの疾患ばかりではないでしょうか.
◆画像問題対策も『レビューブック マイナー』で!
マイナー科目では例年多くの画像問題が出題されます.
年々増加傾向にあり,第108回医師国試ではマイナー問題の
約4割で画像が出題されました.
画像問題対策はマイナー対策の要ともいえるのです.
『レビューブック マイナー』には,
監修の先生方からいただいたオリジナル画像を多数掲載しています.
その数300点以上!
内,200点以上がカラー画像です.
今回の改訂では,放射線科の代表的な疾患の画像所見を中心に,
60点以上の画像を新規追加しています.
『レビューブック マイナー』で
様々なパターンの画像に触れて,画像読解力を磨きましょう!
『レビューブック マイナー』を使ったマイナー対策,
いかがだったでしょうか.
気になった方は,是非,書店で手にとってみて下さいね!
次回は,『レビューブック マイナー』の改訂ポイントについて
詳しくお話します.