【6年生向け】○○から予想する109回国試第9回:108回から予想,次は正解選択肢?!【腹部造影超音波検査】
6年生のみなさま,こんにちは.
編集部のT.Kです.
2014年8月4日からお送りしているシリーズ,
『○○から予想する109回国試』の第9回をお送りしたいと思います.
前回までの記事はこちら↓
第1回:http://web-informa.com/benkyo/20140804/
第2回:http://web-informa.com/benkyo/20140819/
第3回:http://web-informa.com/benkyo/20140822-3/
第4回:http://web-informa.com/benkyo/20140829-2/
第5回:http://web-informa.com/benkyo/20140905-3/
第6回:http://web-informa.com/benkyo/20140911-3/
第7回:http://web-informa.com/benkyo/20140919-2/
第8回:http://web-informa.com/benkyo/20140925-2/
今回のテーマは“腹部造影超音波検査”.
この腹部造影超音波検査は,108回国試【108G62】で
正解選択肢にこそなりませんでしたが,初めて国試の選択肢として登場しました.
まずはその問題をチェック!↓
http://qb-online.com/#/list/108G61-63
(QBオンラインにログインしていれば以下のURLから問題にアクセスできます.)
【108G62】は肝膿瘍の診断を問う問題でしたので,
正解が“エコー下穿刺”となりましたが,
今後は“腹部造影超音波検査”が正解選択肢として出題されるんじゃないかと僕は考えています.
というのも,この腹部造影超音波検査は近年急速に普及しているんです.
では,どのような時に行う検査か?というと,ずばり肝細胞癌を代表とする肝腫瘍の診断!
腹部造影超音波検査ではソナゾイドという造影剤が用いられ,
肝細胞癌の診断において,
今ではdynmic CTに近い診断的価値があるといわれているんですね.
ですから108回で選択肢として登場したのが,
109回で正解選択肢となる予告のような気がしませんか?
109回国試で肝細胞癌の診断に有用な検査は?
⇒腹部造影超音波検査!ときてもおかしくないでしょう.
※どのように肝腫瘍が描出されるかを知りたい人は,
ネットで調べるとたくさん出てきますので,一度みておくことをオススメします.
それでは今回はここまで!
次回からは本シリーズの総まとめ編をお送りいたします.
今週末も台風が来ることが予想されています.
みなさん,外出の際は気をつけてくださいね!
(編集部T.K)