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[6年生向け]○○から予想する109回国試第10回:予想問題 総まとめ!(前編)

こんにちは,編集部のA.Mです.
6年生のみなさんは,そろそろ国試勉強の追い込み時期に入ってきているのでしょうか.
インフルエンザが流行し始めた地域もありますので,
予防はバッチリしてくださいね!

8月から約2ヵ月間にわたってお届けしてきた国試予想問題メルマガ.
最終回の今回は総まとめとして,各回のポイントをまとめてみたいと思います!
1回目から振り返っていきましょう.

第10回:予想問題 総まとめ!(前編)

◆第1回:危険ドラッグ◆

今年前半,続けざまに起こった危険ドラッグ使用者による自動車事故.
大きく取り上げられてはいないものも含め,
その後も度々,危険ドラッグに絡んだ交通事故などが発生しています.

危険ドラッグは,麻薬や覚醒剤の化学構造を少しだけ変えた物質であり,
規制されるとまた化学構造を少し変えて売り出すことを繰り返しているものでしたね.
どんな成分が含まれているのかもわからないため,その危険性は誰にもわからず,
危険ドラッグが原因と考えられる救急搬送が,
2009年1月~2014年6月の間に4469件もありました(総務省消防庁).

危険ドラッグが直接国試に出題されるとは考えづらいのですが,
関連事項についてはきちんと理解しておきましょう.
ポイントは麻薬,覚醒剤などを使用した際の中毒症状や,その治療法でした.
他にも,「麻薬及び向精神薬取締法」および「覚せい剤取締法」に記載されている,
これらの取り扱い方法も国試で問われるポイントになります.

詳しくは第1回の記事をお読みください.
http://web-informa.com/benkyo/20140804/

 

◆第2回:エボラ出血熱◆

西アフリカで感染拡大が続いているエボラ出血熱.
終息する気配はなく,それどころか感染者も死亡者の数も増え続けています.

エボラ出血熱は,感染症法で1類に分類され,
全数把握の対象であり,診断後もしくは疑われる(疑似症患者)時点で
保健所を通して都道府県知事へ直ちに届け出なければなりません.
病原体を保有していても症状を呈していない場合(無症状病原体保有者)も,
届出の対象となっています.

1類感染症は原則入院であり,その入院先が決められていること,
退院の基準があること,就業制限があることなどもポイントでしたね.

エボラ出血熱や1類感染症についての詳細は,第2回の記事をお読みください.
http://web-informa.com/benkyo/20140819/

 

◆第3回:ヘルパンギーナ◆

3回目は5類感染症,ヘルパンギーナについてでした.
ヘルパンギーナが大流行した年には,
ヘルパンギーナの問題が国試でも出題されているため,
定点あたりの報告数が過去10年で最多を記録した今年,
109回国試で出題される可能性は十分にあります.

ポイントは,
1.夏季に
2.小児を中心に流行する
3.ウイルス感染症
である,ヘルパンギーナ手足口病咽頭結膜熱(プール熱)などの鑑別.

原因ウイルスや,感染経路,潜伏期や症状などを理解しておきましょう.
これらは将来日常診療でも度々出会う疾患です.
まとめておいて損はない!

詳しくは第3回の記事をお読みください.
http://web-informa.com/benkyo/20140822-3/

 

◆第4回:リンパ球性下垂体炎◆

過去の出題数は少ないものの,108回での正答率が低かったため,
再度出題される可能性がある自己免疫性炎症疾患・リンパ球性下垂体炎.

3つの型(前葉炎,後葉炎,汎下垂体炎)があり,
108回では前葉炎が問われました.
前葉炎と後葉炎の鑑別点に,妊娠・出産と関連の有無が挙げられました
(そのため,前葉炎はSheehan症候群と紛らわしいのでしたね).
109回では後葉炎が問われるかも?!

造影MRIで病変部位はどのように映るのか.
治療にはなにが用いられるのかといったこともチェックしておいてください!

詳細は第4回へ!
http://web-informa.com/benkyo/20140829-2/

 

◆第5回:造影剤ショック◆

第5回は研修医の先生からいただいたお題,
造影剤ショックについてお届けしました.

造影剤の重篤な副作用の1つに,アナフィラキシーショックがあります.
そのため,造影剤を使う検査の際には,
今までに造影剤を用いてアレルギー反応を起こしたことがないか
必ず確認しなければならないのでしたね
(ただし,初回投与時に起こる可能性があることにも注意!).

どれだけ注意しても造影剤によるアナフィラキシーショックが起こってしまった場合,
●気道の確保,酸素吸入
●同時にアドレナリンの筋注
●急速輸液の開始
上記3点が国試でも毎年のように問われる重要な対処法でした.
他に,ステロイドを静注する場合があること,応援医師を呼ぶことも大事です.

研修医に必要な知識は国試でも問われる可能性があるため,
要チェックですね!

詳しくは第5回の記事をお読みください.
http://web-informa.com/benkyo/20140905-3/

 

さて,内容が多くなってしまったので今回はこのへんで.
次回は最終回,総まとめの後編です!
お楽しみに!

(編集部A.M)

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