[6年生向け]国試体験記必修対策

こんにちは.編集部Sです.
しみじみとしがちな季節になりましたね.

今回のテーマは必修対策.

「必修対策は各論の勉強だけで十分!」「対策なしでも大丈夫!」
などと思っているかたはいませんか?

必修は国試の鬼門.必修落ちの人は近年減少傾向にありますが、
それでも毎年少なからずいます.

真剣に必修対策に取り組んだ先輩たちの体験をお届けします.

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「私は一般・臨床で落ちたら自分の力不足だと諦めがつくと思いましたが,必修で落ちたら悔やんでも悔やみきれないと思い,必修対策に時間をかけました.」(H大学L.Sさん)

では,先輩方は一体,どのように必修対策をしていたのでしょうか.

「必修はその考え方に慣れるため,ある程度の期間を必修漬けにするのが良いと思います.しかし,その後必修をやらなくなると,せっかく養った感覚が鈍ってしまいます.
そのため私は,毎日2時間は必修時間を設けていました.『QB必修』を計3周し,付録の画像と医学英語も3回見直しました.」(Y大学S.Oさん)

「私は『QB必修』を3周しました。1周目は12月上旬に一日2時間ずつ,2周目は1月下旬に一日1冊ずつ,3周目は2月に間違えた問題だけ復習しました.
他には,胸腔穿刺や尿道カテーテルなどの実技的な問題も必修には必ず出題されるので,手技を一つずつ確認していきました.」(H大学L.Sさん)

先輩方は,「必修漬け」の時期を意識して作っていたようですね.
また,『QB必修』だけでなく,他の書籍も用いて対策していたという方も多いみたいです.

「必修問題の疾患別の分野は,一般・臨床対策でカバー出来るかもしれませんが,それ以外の医療面接や基礎医学等の分野は必修独特の問題となるので『QB必修』や『レビューブック必修・禁忌』を参考に勉強しました.特にアウトプットに重点を置き,『QB必修』は3周解きました.
また,臨床実習関連の診察・手技の問題は差がつく箇所でもあるので,実習の記憶に頼るだけでなく,『診察と手技がみえる』や『QB必修』の巻頭の医療器具の写真等を直前期に確認していました.」(J大学D.Nさん)

「まずは『QB必修』を一気に三日ほどで解いて,弱点をチェックしました.あとは回数別の演習をした際に,出題傾向や間違えた問題を分析しました.そこで感じたのは,「過去1~2年分の一般・臨床で出題された疾患が出やすい」ということでした.なので,直前期は必修対策として過去三年分の一般・臨床に何度も目を通しました.本番では自信を持って取り組むことが出来,無事に9割を超えることが出来ました.」(M大学T.Mさん)

皆さんぜひ,先輩たちの勉強法を参考に,
必修対策に取り組んでみてくださいね!

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